文化庁オペラ研修所修了後、五島記念文化財団オペラ新人賞[1]を受賞し、文化庁派遣芸術家在学研修員としてミラノのヴェルディ国立音楽院(Conservatorio di musica Giuseppe Verdi)に留学。また、ミュンヘン国立音楽大学大学院(Hochschule für Musik)を修了した。
1998年、カマイオーレ国際コンクールでオペラ部門と歌曲部門でダブル優勝。“Debut in Meran”(テアトロ・プッチーニで開催)において第2位。ドイツ歌曲最優秀歌唱者に贈られるベーレンライター賞及び観客の選ぶ最優秀賞を受賞。アルカモ国際オペラ・コンクールで第4位(Prize of the Critics)[3]。プラシド・ドミンゴ世界オペラ・コンクール(Operalia)において第3位入賞[4]。日本人として初めてワシントン・ナショナル・オペラに出演。ワシントン・アワードを受賞[5]。
2005年、サントリーホールでサッバティーニとルイゾッティ共演の『ラ・ボエーム』。10月13・15両日、イタリア・ヴェネツィアにて、『こんにちは、ゴーギャン様(Bonjour M. Gauguin)』(イタリア出身ファブリツィオ・カルローネ作、ゴーギャンと同時代作家たちの原詩による室内オペラ)の初演[7][8]に参加。