桜木 裕司(さくらぎ ゆうじ、1977年7月20日 - )は、日本の男性キックボクサー、総合格闘家。宮崎県宮崎市出身。
中学1年の時に佐竹雅昭の戦う姿勢に感銘を受け格闘技の道へ進む。高校入学を期に極真空手に入門。卒業後は自衛隊を経て、体育教師を目指し日本体育大学体育学部武道学科に入学。大学入学を期に東京へ上京すると、顔面攻撃の重要性を考え、キックボクシングの目黒ジムへ入門。藤本勲会長の紹介で佐山聡と出会い、2000年7月に掣圏道に入門した。
2003年まで瓜田幸造と共にアルティメットボクシングに高頻度で出場し続け、多くのロシア人選手を撃破する。
2005年2月4日、パンクラスで謙吾と対戦し、3Rに左ハイキックでKO勝ち[1]。
2005年3月6日、キックボクシングルールで郷野聡寛と対戦し、KO勝ち。
2006年1月26日、パンクラスのヘビー級王者決定トーナメントの1回戦で佐藤光留にKO勝ち。5月2日の準決勝でポアイ菅沼にTKO負け。
2007年5月26日、素手・頭部顔面への肘打ち・頭突きありの「WAFC世界パンクラチオン大会」の無差別級トーナメントに出場し、3位に入賞した[2]。
2008年8月29日、韓国で開催されたM-1 Challengeでステファン・ストルーフェと対戦し、三角絞めで一本負け。
2009年10月17日、ロシアで開催されたWAFC主催のパンクラチオン大会「第2回パンチリーグ」のパンクラチオン無差別級タイトルマッチでガジエフ・アワウディンと対戦し、左フックで失神KO勝ちを収め王座獲得に成功した[3]。
2010年2月28日、DEEP 46 IMPACTで行なわれた初代DEEPライトヘビー級王者決定トーナメント1回戦でクリスチャン・"トントン"・ムプンボと対戦し、スタンドパンチの連打でTKO負けを喫した[4]。
2010年9月5日、パンクラスで川村亮と対戦し、スタンドパンチの連打でKO勝ちを収めた[5]。
2010年12月5日、ライトヘビー級キング・オブ・パンクラスタイトルマッチで王者の川村亮と再戦し、1-0の判定ドローとなり王座獲得に失敗した[6]。
2011年2月25日、DEEP 52 IMPACTで行なわれたDEEPメガトン級王者決定戦で田澤和久と対戦し、チョークスリーパーで一本負けを喫し王座獲得に失敗した[7]。当初は同年1月8日にDEEP初の日本国外開催となるマカオ大会「DEEP MAYHEM IN MACAO」でタイトルマッチを行なう予定であった王者川口雄介の負傷による王座返上に伴い、代役として王座決定戦への出場が決定したが[8]、開催直前にマカオ大会が延期となったため同大会にスライドされていた[9][10]。
2012年8月5日、パンクラスで高橋義生と対戦し、左フックでKO勝ちを収めた。
2012年10月27日、菊田早苗と対戦。この試合は、オープンフィンガーグローブを着用せず、素手で闘い、また、一部の反則以外は何をやっても構わないという初期UFCを彷彿とさせるルールで行われた。そして、桜木は菊田を1R早々血だるまにし、TKO勝利を収めた。