桃山(ももやま)は、日本たばこの子会社、日本たばこアイメックス株式会社が販売するパイプ用たばこ。かつては国産品であったが、需要の少なさから海外メーカーに製造委託されている。
概要
1934年(昭和9年)に日本で最初に製造、販売されたパイプ用たばこである。第二次世界大戦以前から製造され始めた日本たばこのブランド[1]で、21世紀を迎えることができたのは桃山と紙巻きたばこのゴールデンバット(1906年製造開始)のみである。
2014年、発売当時の香りに回帰するモデルチェンジが行われた。原産国はデンマークでバージニア葉を主体としたものとなっている。洋酒のラム香が特徴的[2]。パッケージはパウチ製と缶入りの2種類。パッケージには赤い帆船のイラストが描かれている。
脚注
- ^ たばこ「朝日」も来春で姿消す『朝日新聞』1976年(昭和51年)12月21日朝刊、13版、3面
- ^ “桃山40”. GINZA KIKUSUI. 2021年2月27日閲覧。
関連項目
- 飛鳥 (たばこ) - 桃山同様に国産、後に海外メーカーに製造委託されたパイプ用たばこブランド。