松井 正文(まつい まさふみ、1950年 - )は、日本の動物学者。京都大学名誉教授。両生類研究の第一人者で、日本動物学会賞を受賞した。元日本爬虫両棲類学会会長。
人物・経歴
長野県上田市生まれ[1]。長野県上田高等学校を経て[2]、1972年信州大学繊維学部卒業。1975年京都大学大学院理学研究科博士課程中退、京都大学教養部助手。1984年理学博士。1987年京都大学教養部助教授。1991年京都大学大学院人間・環境学研究科助教授。1998年京都大学大学院人間・環境学研究科教授。2000年日本動物学会賞受賞。2015年京都大学名誉教授。両生類研究の第一人者で、日本爬虫両棲類学会会長などを歴任した[3][1]。
著書
- 『両生類の進化』東京大学出版会 1996年
- 『カエル : 水辺の隣人』中公新書 2002年
- 『外来生物クライシス:皇居の池もウシガエルだらけ』小学館101新書 2009年
- 『日本のカエル:分類と生活史〜全種の生態、卵、オタマジャクシ』誠文堂新光社 2016年
脚注