株式会社東京湾横断道路サービス(とうきょうわんおうだんどうろサービス)は、千葉県木更津市に本社を置く、東京湾アクアラインの関連業務を行う会社。かつては乗合バス事業も行っていた。
概要
かつてはマリンエキスプレスが、神奈川県川崎市と千葉県木更津市の間でフェリー(木更津航路)を運航していたが、1997年の東京湾アクアライン開通によりフェリー航路を廃止することとなったため、同年にフェリー従業員の雇用確保の受け皿として「株式会社東京ベイサービス」の社名で設立された会社である。2021年4月1日付けで現社名に改称した。
木更津金田TB・海ほたるPAでの料金収受業務、海ほたるPAでの清掃業務、木更津駅前 - 海ほたるPA間の従業員送迎バスの運行業務を行っている。2024年5月31日までは乗合バス事業も行っていた[1]。
本社・営業所
共同運行による運賃収入は、運賃プール制により参加会社に分配されるため、自社による乗車券の発売は行っていない。
高速バス
1999年6月に開業した川崎駅 - 袖ケ浦駅線は、不振のため2002年10月限りで廃止された。
2024年5月31日を最後に自社による運行を終了、撤退した[1]。
車両
1997年の開業時は1台で賄っていたが、1998年の増発時に1台増車。1999年に予備車を増車、2007年にいすゞ・ガーラを増車し、計4台が木更津営業所に配置された。2013年と2014年に三菱ふそう・エアロエースを1台ずつ導入している。
- 1997年・1998年に投入された車両(2台)
- 1999年に投入された車両(1台)
- 2007年に投入された車両(1台)
- いすゞ・ガーラ(J-BUS製、PKG-RU1ESAJ)
- 袖ヶ浦200か670
- 2013年・2014年に投入された車両(2台)
- 三菱ふそう・エアロエース(QRG-MS96VP)
- 袖ヶ浦200か1057、袖ヶ浦200か1113
脚注・出典
- ^ a b “5/31の営業をもって川崎木更津高速バスの営業を終了することになりました。”. 東京湾横断道路サービス (2024年5月31日). 2024年5月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年6月2日閲覧。
- ^ 臼田勤哉 (2023年3月16日). “「川崎木更津線」高速バスがVisaのタッチ決済を導入 アクアラインを横断”. Impress Watch. 2023年3月16日閲覧。
- ^ “JCBのタッチ決済が7月15日より、「川崎木更津線」の高速バスで取り扱いを開始”. 川崎鶴見臨港バス株式会社・日東交通株式会社・小湊鐵道株式会社・株式会社東京湾横断道路サービス・株式会社千葉銀行・ちばぎんジェーシービーカード株式会社・株式会社ジェーシービー・レシップ株式会社・株式会社小田原機器・QUADRAC株式会社 (2023年7月7日). 2023年7月14日閲覧。
関連項目
外部リンク