杉田 弘子(すぎた ひろこ、1935年〈昭和10年〉3月 - 2024年〈令和6年〉6月16日)は、日本の比較哲学研究者。武蔵大学名誉教授。
来歴
愛媛県松山市生まれ。愛知県立刈谷高等学校卒、1957年東京大学法学部卒業、文化放送勤務ののち1962年東大大学院比較文学比較文化修士課程入学、1968年同博士課程満期退学。1969年7月東大教養学部助手(ドイツ語)、1971年7月退任、西ドイツ・ハンブルク大学、1974年イタリア、米国で滞在研究。1976年帰国、武蔵大学人文学部教授、2000年定年退任、特任教授、2001年名誉教授。2011年『漱石の「猫」とニーチェ』で和辻哲郎文化賞受賞。
2024年6月16日に老衰のため死去[1]。89歳没。
著書
- ファミリーズ 欧米の家庭・日本の家庭 ティビーエス・ブリタニカ 1981.1 (Books'80)
- 漱石の『猫』とニーチェ 稀代の哲学者に震撼した近代日本の知性たち 白水社 2010.2
翻訳
脚注
出典
- ^ “ニーチェ研究の杉田弘子さん死去 89歳、武蔵大名誉教授”. 産経新聞. (2024年6月18日). https://www.sankei.com/article/20240618-WJRO5NKFMJNKHD5Y4Q6BVQRXA4/ 2024年6月18日閲覧。
参考文献