杉山 眞澄(すぎやま ますみ、1957年9月 - )は、日本の保健師、教育者、保健学者、看護学者(公衆衛生看護学)。学位は修士(看護学)(静岡県立大学・2011年)。静岡県立大学看護学部准教授・大学院看護学研究科准教授。名の「眞」は「真」の旧字体のため、新字体で杉山 真澄(すぎやま ますみ)とも表記される。
富士宮保健所技師、静岡県総合健康センター研究主幹、賀茂健康福祉センター健康増進課課長、静岡県立東部看護専門学校副校長、静岡県公立大学教職員組合委員長(第13代)などを歴任した。
来歴
生い立ち
1957年(昭和32年)9月に生まれた[1]。静岡県職員として採用され、1979年(昭和54年)4月に富士宮保健所に技師として着任した[2]。2005年(平成17年)4月、静岡県総合健康センターにて研究主幹に就任した[2]。また、その傍ら、県と同名の公立大学法人により設置・運営される静岡県立大学の大学院に進学しており[3]、看護学研究科の看護学専攻にて学んだ。2011年(平成23年)3月、静岡県立大学の大学院における修士課程を修了した[3]。それにともない、修士(看護学)の学位を取得した[4]。2011年(平成23年)4月、賀茂健康福祉センターにて健康増進課の課長に就任した[2]。
看護学者として
2014年(平成26年)4月、静岡県により設置・運営される静岡県立東部看護専門学校に転じ[2]、副校長に就任した[2][† 1]。2016年(平成28年)4月、母校である静岡県立大学に採用され[2]、看護学部の准教授に就任した[2]。看護学部においては、主として看護学科の講義を担当し[1]、公衆衛生看護学を受け持った[1]。同時に、静岡県立大学の大学院においては、看護学研究科の准教授を兼務することになった[1]。看護学研究科においては、主として看護学専攻の講義を担当し、地域看護学を受け持った[1]。なお、静岡県公立大学教職員組合では、2019年(令和元年)7月から2020年(令和2年)6月にかけて委員長を務めた[5][6]。
研究
専門は保健学であり、特に公衆衛生看護学などの分野に関する研究に従事した[7]。具体的には、子供に対する虐待の予防について研究していた[8]。また、生活習慣病に関して、ある地域の住民に対する保健活動についても研究していた[8]。さらに、保健所での勤務経験を生かし、保健師に対する現任教育にも力を注いでいた[8]。なお、2009年(平成21年)に日本看護協会より会長表彰を受けている[9]。
学術団体としては、日本公衆衛生学会[10]、東海公衆衛生学会[10]、日本地域看護学会[10]、日本思春期学会[10]、日本公衆衛生看護学会[10]、日本子ども虐待防止学会[10]、などに所属した。また、静岡県看護協会では、保健師側の広報委員を務めた[11]。
略歴
賞歴
脚注
註釈
- ^ 静岡県立東部看護専門学校は、2019年に静岡県立看護専門学校に改組された。
出典
関連項目
外部リンク
非営利団体
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先代 武藤伸明
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静岡県公立大学教職員組合委員長 第13代:2019年 - 2020年
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次代 剣持久木
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