杉山勝雄

日本の政治家 杉山勝雄 すぎやま かつお
生年月日	1910年5月7日
出生地	日本 青森県下北郡田名部町 （現・青森県むつ市）
没年月日	(1965-08-31) 1965年8月31日（55歳没）
出身校	中央大学法学部法学科卒業
前職	製材、運輸業
所属政党	（日本進歩党→） （日本社会党→） 自由民主党
子女	杉山粛
むつ市長
当選回数	2回
在任期間	1959年10月3日 - 1965年8月31日
青森県議会議員
当選回数	2回
在任期間	1951年 - 1959年
田名部町会議員
在任期間	1941年 - 1948年3月

杉山 勝雄（すぎやま かつお、1910年（明治43年）5月7日^[1][2] - 1965年（昭和40年）8月31日^[1][2]）は、日本の政治家。初代青森県むつ市長（2期）。

経歴

青森県下北郡田名部町（のち大湊田名部市、現在のむつ市）生まれ^[3]。旧制青森県立青森商業学校（現在の青森県立青森商業高等学校）を経て、1931年（昭和6年）中央大学法学部法学科卒^[1][4]。卒業後は、家業の製材、運輸業に従事した^[3]。1941年（昭和16年）田名部町会議員に当選^[1][4]。1947年（昭和22年）の青森県議会議員選挙に社会党公認で立候補したが、落選した^{[3][注釈 1]}。1948年（昭和23年）3月に町会議員を退任した^[4]。1951年（昭和26年）青森県議会議員に当選^[1][4]。1959年（昭和34年）4月まで2期務めた^[4]。

1959年大湊田名部市長選挙

同年9月1日、田名部町は大湊町との合併による大湊田名部市が発足。これに伴う市長選挙に立候補し、旧田名部町長の石沢完、旧大湊町長の佐々木由吉を破って当選した^[1][4][5][6]。

※当日有権者数：-人 最終投票率：-%（前回比：-pts）

候補者名	年齢	所属党派	新旧別	得票数	得票率	推薦・支持
杉山勝雄	-	-	-	6,260票	34.8%	-
石沢完	-	-	-	6,062票	33.7%	-
佐々木由吉	-	-	-	5,684票	31.6%	-

10月3日に市長に就任した^[4]。翌1960年（昭和35年）大湊田名部市は「むつ市」と改称。その後、社会党から自民党に移った^[3]。1963年（昭和38年）の選挙は自民党公認で再選^[3]。2年後の1965年（昭和40年）に市長在職中のまま死去した^[1][4]。

親族

• 杉山粛（息子、むつ市長）

脚注

注釈

1. 社会党の前は進歩党に所属していた^[3]

出典

1. ^ 『青森県人物・人材情報リスト 2021』59頁。
2. ^ 『全国歴代知事・市長総覧』25頁。
3. ^ 『青森県人名大事典 167コマ』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
4. ^ 『日本の歴代市長』第1巻、220頁。
5. 『むつ市史 近代編(明治・大正時代) 618コマ』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
6. 『河北年鑑 昭和36年版 128コマ』 - 国立国会図書館デジタルコレクション

参考文献

• 歴代知事編纂会編『日本の歴代市長』第1巻、歴代知事編纂会、1983年。
• 『青森県人物・人材情報リスト 2021』日外アソシエーツ、2020年。
• 『全国歴代知事・市長総覧』日外アソシエーツ、2022年。