札幌新陽高等学校(さっぽろしんようこうとうがっこう)は、北海道札幌市南区にある私立高等学校である。学校法人札幌慈恵学園が運営している(全日制単位制普通科)。
校訓「自主創造〜この道は自ら拓くべし〜」を根幹に「本気で挑戦し自ら道を開く人の母校」というスローガンを掲げている[1]。
2016年以前は札幌の底辺校と認知されていたが、荒井優が校長就任以来、教育改革を推し進め、全国的にも注目を集めている[2]。
SHINYO VISION 2030として「人物多様性 〜 Diversity & Inclusion」を達成目標としている。この目標達成のため「生徒の数だけ学びがある」など10の取り組みを掲げている。
具体的には学習の個別最適化を図るため2022年度より単位制に移行している。これは一般的な高校における単位制とは違い、大学のように科目を選択・履修登録をして自分の学びに合わせた時間割を作ることができるシステムとなっている。そのため2年次以降は空きコマや全休を作ることもできる。
授業毎に受講生徒が違ったり、複数年次が履修可能な授業があるなどのため学年やクラス、担任は設置していない。その代わり集団性を維持・醸成するものとして学年の代わりに年次、クラスの代わりにハウス、担任の代わりにメンターを置いている。
新陽高校独自の学校設定科目として「e-sports演習」や「アウトドア探究」、「保育原理」や「食育学」など幅広く学びを提供している。
PBLも盛んであり、24年度に実施されたプロジェクトの一つに「観光プロジェクト」がある。札幌国際大学観光学科およびコープトラベルと共同し旅行商品の開発に取り組み、実際に新陽生が企画した2つの旅行が商品化・ツアーが実施された。
その他、アイヌや宮沢賢治、宇宙、衛星デザイン、YOSAKOIなど様々なジャンルのPBLを企業や大学と連携しながら行っている。
またTikTokのフォロワー数が学校アカウント2位となっており、SNSを活用した生徒募集の新たなモデルを提示した。[3][4]
この項目は、北海道の学校に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(P:教育/PJ学校)。