木村 光孝(きむら みつたか、1940年3月[1] - )は、日本の歯科医師・歯学者。学位は、歯学博士(九州歯科大学・1973年)(学位論文「根未完成歯の歯髄の処置に関する実験的研究 」)。九州歯科大学名誉教授、元九州歯科大学歯学部小児歯科学講座教授[2]。日本外傷歯学会会長[3]、元日本小児歯科学会理事長[4]。
経歴
1966年九州歯科大学歯学部を卒業、同大学講師、助教授を経て1979年より小児歯科学講座教授、2005年より名誉教授[2]。
1973年 九州歯科大学より歯学博士の学位を得る。学位論文の題は「根未完成歯の歯髄の処置に関する実験的研究 」[5]。
栄典
著作
- 木村光孝『要説 小児歯科学』書林、1984年11月。 NCID BA48402801。
- 今西, 孝博、木村, 光孝、檜垣, 旺夫 ほか 編『小児歯科学』クインテッセンス出版、1985年10月10日。ISBN 978-4-87417-151-6。
- Raymond L. Braham, Merle E. Morris 編『小児歯科学』監訳 木村光孝、三樹企画、1991年1月。 NCID BN06020775。
- 『子どもの歯に強くなる本』監修 木村光孝、クインテッセンス出版、1992年12月。ISBN 4-87417-398-5。 NCID BN08445414。
- 下岡正八、五十嵐清治、内村登、木村光孝、鈴木康生、大東道治、本川渉、渡部茂 編『新小児歯科学』クインテッセンス出版、1996年2月10日。ISBN 978-4-87417-501-9。
- 木村光孝、松本光吉 編『幼若永久歯の歯内療法学 基礎と臨床』クインテッセンス出版、1997年4月10日。ISBN 978-4-87417-546-0。
- 木村, 光孝、五十嵐, 清、内村, 登 ほか 編『新編 小児歯科学』クインテッセンス出版、1997年12月10日。ISBN 978-4-87417-571-2。
- 木村光孝、祖父江鎭雄 編『乳幼児歯科診療の実際』クインテッセンス出版、1998年5月10日。ISBN 978-4-87417-585-9。
- 木村, 光孝、下野, 勉、土屋, 友幸 編『小児歯科患者の臨床的対応』クインテッセンス出版、2001年7月10日。ISBN 978-4-87417-691-7。
- 九州歯科大学小児歯科学教室『子供の歯に強くなる本』監修 木村光孝(増補改訂版)、クインテッセンス出版、2003年8月10日。ISBN 978-4-87417-776-1。
- 木村光孝、五十嵐清治、大東道治、田村康夫、宮沢裕夫 編『新編 小児歯科学』(第2版)クインテッセンス出版〈歯科衛生士教育マニュアル〉、2004年4月10日。ISBN 978-4-87417-800-3。
- 木村, 光孝、高木, 裕三、香西, 克之 ほか 編『乳歯列期における外傷歯の診断と治療』クインテッセンス出版、2005年5月10日。ISBN 978-4-87417-846-1。 NCID BA71850552。
- 高木, 裕三、前田, 隆秀、田村, 康夫 編『子どもの歯に強くなる本』監修 木村光孝(新装版)、クインテッセンス出版〈強くなるシリーズ〉、2012年12月10日。ISBN 978-4-7812-0292-1。 NCID BB11160611。
所属団体
など
学職
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- 山下浩 1963年4月-1967年3月
- 岡本清纓 1967年4月-1970年3月
- 深田英朗 1970年4月-1972年3月
- 菊池進 1972年4月-1974年3月
- 町田幸雄 1974年4月-1976年3月
- 黒須一夫 1976年4月-1978年3月
- 稗田豊治 1978年4月-1980年3月
- 檜垣旺夫 1980年4月-1982年3月
- 吉田定宏 1982年4月-1984年3月
- 五嶋1秀男 1984年4月-1986年3月
- 大森郁朗 1986年4月-1988年3月
- 神山紀久男 1988年4月-1990年3月
- 小野博志 1990年4月-1992年3月
- 長坂信夫 1992年4月-1994年3月
- 中田稔 1994年4月-1996年3月
- 祖父江鎭雄 1996年4月-1998年3月
- 木村光孝 1998年4月-2000年3月
- 下岡正八 2000年4月-2002年3月
- 小口春久 2002年4月-2004年3月
- 大東道治 2004年4月-2006年3月
- 土屋友幸 2006年4月-2008年3月
- 朝田芳信 2008年4月-2012年3月
- 山﨑要一 2012年4月-2016年3月
- 木本茂成 2016年4月-
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脚注
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o “木村 光孝 【研究者】”. J-GLOBAL. 科学技術振興機構 (2005年1月7日). 2011年1月17日閲覧。
- ^ a b c 『第8回日本外傷歯学会総会・学術大会 プログラム・抄録集』(PDF)琉球大学医学部 高次機能医科学講座 顎顔面口腔機能再建学分野、14頁。http://www.hosp.u-ryukyu.ac.jp/osrg/8thJADT/8thJADT_syouroku.pdf。
- ^ a b “日本外傷歯学会 役員名簿 (平成19年~22年)”. 日本外傷歯学会. 2011年1月17日閲覧。
- ^ a b “日本小児歯科学会とは”. 日本小児歯科学会. 2011年1月17日閲覧。
- ^ 博士論文書誌データベース
- ^ “令和2年春の叙勲 瑞宝中綬章受章者” (PDF). 内閣府. p. 7. 2023年2月18日閲覧。
- ^ “認定指導医名簿”. 日本小児歯科学会. 2011年1月17日閲覧。
- ^ “日本小児歯科学会認定医名簿 九州地方会”. 日本小児歯科学会. 2011年1月17日閲覧。
- ^ “役員一覧”. 日本小児口腔外科学会. 2012年5月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年1月17日閲覧。