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この項目では、1994年 - 2013年に存在していた会社について説明しています。後身企業で、2019年4月に日鉄住金鋼管から商号を変更した企業については「日鉄鋼管 (2代目)」をご覧ください。 |
日鉄鋼管株式会社(にってつこうかん、英文社名 Nittetsu Steel Pipe Co., Ltd.)は、かつて存在した新日鐵住金グループの鋼管メーカーである。
この記事は、2013年に合併する時点のものである。
概要
大手鉄鋼メーカーの新日鐵住金が出資する鋼管メーカーである。親会社の新日鐵住金とは異なり、鋼管の中でも小径の電縫鋼管(電気抵抗溶接鋼管)を専門に製造する。製品には、自動車・バイクなど機械の部品として使用される機械構造用鋼管や、主に建築部門で使用される一般構造用鋼管、配管用鋼管、電線用の電線管がある。日本国内での電縫鋼管の生産シェアは第6位(2008年度)[1]。
本社は東京都品川区大崎1丁目にあり、愛知県東海市・大阪市・福岡市の3都市に支店を構える。製造拠点は4か所で、東海市の新日鉄名古屋製鐵所構内に名古屋工場、川崎市川崎区に川崎工場、堺市堺区に堺工場、福岡県豊前市に九州工場がある。
現在では新日鐵住金グループの一員であるが、1933年の設立当初は東芝グループに属していた。また、かつては東京証券取引所市場第2部(東証2部)に株式を上場していた(証券コードは5462)が、新日鉄の完全子会社となったため2004年に上場を廃止している。
2013年10月に同じ新日鐵住金グループの住友鋼管と合併し、日鉄住金鋼管が発足した。
沿革
グループ企業
- 日鉄鋼管通商株式会社 - 鋼管等の加工販売などを行う。
脚注