揚琴(ようきん)は、中国の伝統的な打弦楽器の一種である。明清ごろに西方から伝わった[1]。日本でも明清楽で使われた。
洋琴、楊琴とも書く。
概要
弦楽器の一種で、梨の木から作った台形の木に、多数(一例として144本)の弦を張ったものである。これを2本の竹のバチで叩くことによって音が出る。
世界には、同様な楽器としてイランのサントゥール、ハンガリーなど東欧のツィンバロム、北米の(ハンマー・)ダルシマー、中国の筑などがある。
揚琴の演奏者と音源
- 金亜軍
- THE THIRD MAN(全15曲)
- 上海ウェイブ(全5曲)
- 唐人(全9曲)
- 王林
- 中国名曲演奏集(全16曲)
- 民族音楽1 王林の揚琴世界(全13曲)
ギャラリー
脚注
- ^ 『中国音楽詞典』人民音楽出版社、1985年、450-451頁。