愛農学園農業高等学校(あいのうがくえんのうぎょうこうとうがっこう)とは、三重県伊賀市にある私立の全寮制農業高等学校。独立の農業高校としては日本で唯一の私立高校である[1]。設置主体は、学校法人愛農学園であり、社団法人全国愛農会を母体とする。
キリスト教学校教育同盟加盟校。
教育方針(抜粋):「神を愛し、人を愛し、土を愛する」精神を養う。
建学の精神(抜粋):「汝の農場をもって神の栄光を表わせ」。
1学年25人以下の少人数教育制をとり、学生数は3学年合計63人(2019年度時点)と、学生数が日本最少の農業高校でもある。職員やその家族を含めると約100人が10ヘクタール程度の敷地で暮らしている[2]。
沿革
主に公式サイト「歴史」項による[1]。
教育
1年生で農業の基礎を学び、2年進級前に6部門から専門を決める。選択肢は作物、野菜、果樹、酪農、養鶏、養豚である。鶏は約1500羽、豚は約100頭を飼育している。野菜部は60アールの畑と6.5アールのビニールハウスを、果樹部は52アールの果樹園を使う。敷地外には演習林のほか、水田もあり合鴨農法を実践している。かつては生産効率を重視していたが、1972年から有機無農薬栽培に切り替えた。「愛農ナチュラルポーク」というブランド豚肉として加工・販売する豚も、抗生物質やホルモン剤は投与しない[2]。
その他の特色(抜粋)
- 朝拝講話(月〜土)
- 3年卒業後、希望者には農業専攻科として1カ年農業経営実習を行う。
アクセス
姉妹校
脚注・出典
関連項目
外部リンク