息長 老(おきなが の おゆ)は、飛鳥時代から奈良時代にかけての貴族。姓は公のち真人。官位は従四位上・左京大夫。
天武天皇13年(684年)八色の姓制定に伴い、公姓から真人姓に改姓する。持統天皇6年(692年)遣新羅使に任ぜられる(この時の冠位は直広肆)。
元明朝では従四位下の位階にあって、右大弁・兵部卿・左京大夫といった京官を歴任した。和銅4年(711年)従四位上に至る。和銅5年(712年)10月20日卒去。
『六国史』による。
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