佐伯 麻呂(さえき の まろ)は、飛鳥時代から奈良時代にかけての貴族。官位は従四位下・備後守。
文武天皇4年(700年)5月に遣新羅大使に任ぜられて新羅に渡航し、10月に帰国し孔雀や珍物を持ち帰った(この時の冠位は直広肆)[1]。大宝律令における位階制の施行を通じて正五位上に叙せられ、和銅元年(708年)備後守を経て、和銅5年(712年)従四位下に至る。
養老7年(723年)3月14日卒去。最終官位は散位従四位下。
『続日本紀』による。
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