花譜 4th ONE-MAN LIVE「怪歌(再)」 |
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花譜のワンマンライブ |
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場所 |
幕張イベントホール |
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開催日 |
2024年11月3日 |
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シリーズ名 |
『怪歌』 |
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花譜 ONE-MAN LIVE 年表 |
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花譜 4th ONE-MAN LIVE「怪歌」 (2024年)
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花譜 4th ONE-MAN LIVE「怪歌(再)」 (2024年)
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花譜 4th ONE-MAN LIVE「怪歌(再)」(かふ フォースワンマンライブ かいか さい)は、2024年11月3日に千葉県千葉市の幕張メッセ 幕張イベントホールで開催された、KAMITSUBAKI STUDIO所属のバーチャルシンガー、花譜の 4th ワンマンライブである[1][2][3][4][注釈 1]。1月に開催された「神椿代々木決戦二〇二四 IN 代々木第一体育館」のDAY2『花譜 4th ONE-MAN LIVE「怪歌」』のリビルドライブである[2][3]。
2025年3月26日には、本公演が収録されたBlu-rayおよびCDがリリースされることが終演後に明らかにされた[4][6][7]。
概要
本公演は「KAMITSUBAKI WARS 2024 神椿幕張戦線 IN MAKUHARI MESSE EVENT HALL」として2日間にわたって開催されたKAMITSUBAKI STUDIO のライブイベントの2日目の公演である[1][3]。なお、1日目のライブは『V.W.P 2nd ONE-MAN LIVE「現象II(再) -魔女拡成-」』であった[1]。
ツミキ、崎山蒼志、星街すいせい、Moe Shopがゲスト出演した[8][9]。
演目と演出
『怪歌』のリビルドライブではあったが、新アルバム『寓話』リリースも控えて新曲も披露され、ライブの内容は大きく変わっていた[2][3]。また、KAMITSUBAKI PHILHARMONIC ORCHESTRA による演奏がなされた[2][3]。約3時間[4]、『怪歌』と同じ5部構成であった。最終パートの第5部は廻花としてのステージであった[2][3]。
3曲目「糸」の後には花譜のMCが挿入された[2]。花譜が当日SNSに投稿した文面が幕張を千葉県ではなく東京都と勘違いしており[11]、間違えていたことを謝るなど、ユーモアを交えて会場に話しかけた[2][3]。
以下、セットリストは「怪歌(再)」ライブパンフレット (2024) および PANORA のライブレポートによる[2]。
オープニングムービー
オープニングムービーでは、『怪歌』で放送された渋谷と代々木を舞台とするシーンに加え、会場の幕張イベントホールを舞台とする映像に切り替えられた[2]。
ゲスト
第2部「組曲」では、「組曲」の演奏やゲストとのコラボパフォーマンスが行われた[2][4]。
1曲目「愛のまま」は単独で歌唱し、続く「抱きしめて 」では崎山蒼志を迎えてデュエットが行われた[2][4][13]。続くツミキとのパフォーマンスでは、組曲2の「チューイン・ディスコ」と「トウキョウ・シャンディ・ランデヴ」のメドレーが披露された[2][4][13]。最後の星街すいせいとの「一世風靡」はこのライブで初披露された楽曲であった[2][4][13]。
第3部の「KAF DISCOTHEQUE」後には、衣装「起源形態 犀鳥」で音楽的同位体 可不とともに「不埒な喝采」と「フォニイ」のメドレーが披露された[2][4][12]。その後ゲストにMoe Shopを迎え、ステージスクリーンいっぱいに映されたフォトリアルなVIRTUAL BEING KAFの姿で、カバー曲「notice」と新曲「My Life」のメドレーが披露された[2][4][12]。
第4部の「ゲシュタルト」と「アポカリプスより」では、VALISオリジンがダンサーとして出演した[4]。
歌承曲の発表
『怪歌(再)』では第4部「歌承」で、『怪歌』でも披露された「ゲシュタルト」と「アポカリプスより」の後に、『寓話』に収録されている歌承曲の3作品「何者」「カルぺ・ディエム」「代替嬉々」が発表された[2][12]。「何者」は「みんなで創る神椿幕張戦線MV」として、動画の撮影とTwitter(新 X)への投稿が許可された[14]。投稿された映像はつなぎ合わせてミュージックビデオとしてYouTube上で公開された[14]。
「廻花」の再演
最終部では『怪歌』と同様[15]、エリック・サティ「ジムノペディ第1番」をBGMとして「深化 Alternative」についての説明がスクリーンに流され、廻花が登場した[2]。廻花として姿を現すのは1月の『怪歌』以来、2回目であった[4]。
1曲目は『怪歌』と同様、「ターミナル」が演奏された[2][15]。この際の映像はYouTube上でミュージックビデオとして公開された[16]。続けて「スタンドバイミー」、「テディベア」、「転校生」の後、新曲「東京、ぼくらは大丈夫かな」が発表された[2][15]。最後の楽曲は「かいか」で締められた[2][15]。
その他
現地には5000人を超える観客が来場した[2]。会場での物販は事前整理券により行われた[17]。物販では、宝島社から出版された『花譜 DATA COLLECTION BOOK』の MAKUHARI MESSE CARD ver. などが販売された。
終演後にはKAMITSUBAKI STUDIOの新情報が公開された[4]。花譜と廻花のリリース情報や、2025年3月に「KAMITSUBAKI WARS 2024 神椿幕張戦線 IN MAKUHARI MESSE EVENT HALL」2公演がBlu-rayリリースされることなどがアナウンスされた[4]。
2024年12月26日に放送された特別番組「M-ON! SPECIAL 『花譜』 ~寓話~」では、『怪歌(再)』のダイジェスト映像が放送された[19]。
脚注
注釈
- ^ 「4th」であるが、1st から 3rd までのワンマンライブはライブシリーズ「不可解」として7回開催されており、ワンマンライブと題されていないライブも複数回開催されている。また、4th ワンマンライブとしては「怪歌」に次ぐ2回目である。
- ^ PUO(PIEDPIPER UNDERGROUND ORCHESTRA)×VJ×ダンサーチーム・elevenplayによる演出[4]。「私論理」や「飛翔するmeme」などが流された[12]。
- ^ パンフレット印刷時点では「背景」と入力されていた。
出典
参考文献
- 【花譜】「怪歌(再)」ライブパンフレット/花譜 4th ONE-MAN LIVE 怪歌(再), KAMITSUBAKI STUDIO, (2024-11-03), pp. 1–53 。KAF-300-0416。
- 『花譜 DATA COLLECTION BOOK MAKUHARI MESSE CARD ver.』宝島社、2024年11月30日、001–023, 〇一–二四頁。ISBN 978-4-299-06203-1。
外部リンク