川田テクノロジーズ株式会社(かわだテクノロジーズ)は、東京都北区および富山県南砺市に本社を置く建設業などを行うグループの持株会社。
概要
橋梁建設で長大吊り橋を得手とし、システム建築、機械装置の設計製作、二足歩行ロボット開発、なども手掛ける。
グローリー埼玉工場に人型工業用ロボット「NEXTAGE」を納入して世界で初めて人と複数のロボットが組み立て作業を連携し、経済産業省のロボット大賞で次世代産業特別賞を受賞[1][2][3][4]する。
小型ヘリコプターのヘリポートを橋梁に設置して普及を企図するが有人機から無人機へ研究開発を移行し、制御技術を応用して二足歩行ロボットの研究を開始する。防衛省の依頼で無人偵察機JUXS-S1を製作[5]し、日立製作所が納入した。
グループに伊豆諸島のコミューター輸送を、東京愛らんどシャトルとしてヘリコプターで扱う東邦航空、調布飛行場から航空機で扱う新中央航空、などがある。
沿革
関係会社
- 川田工業
- 川田建設
- 川田テクノシステム
- 橋梁メンテナンス
- 東邦航空
- 富士前鋼業
- 新中央航空
- カワダファブリック
- カワダロボティクス
- 哈爾浜川田工程技術咨詢有限公司
- 上海上船川田鋼結構有限公司
事業所
雑記
二足歩行ロボットHRP-2は、機動警察パトレイバーのメカニックデザインを手掛けた出渕裕がデザインした。2003年、第34回星雲賞自由部門を受賞。
脚注
- ^ これが21世紀の生産現場! グローリー埼玉工場「NEXTAGE」スマートラインを見学 第5回ロボット大賞「次世代産業特別賞」受賞
- ^ 人と人型ロボットが一緒に働く、グローリーの埼玉工場に未来の職場を見た:ITpro2013年5月17日
- ^ “従業員”は人型ロボット グローリーの工場:神戸新聞2012年10月26日
- ^ 人型ロボットに特別賞 川田工業の事業部(芳賀)とグローリー:下野新聞2012年10月24日
- ^ パラグライダーから無人飛行機へ - ジャーナリスト小泉成史の金沢工業大学インタビュー
外部リンク