川崎 大助(川﨑 大助、かわさき だいすけ、1965年3月12日 - )は、日本の小説家、コラムニスト、グラフィックデザイナー、音楽プロデューサー、編集者である。
来歴・人物
東京都世田谷区出身[1]。学歴非公表。1977年、英ロンドン郊外の寄宿学校に在籍していた12歳の時、現地にてパンク・ロックの衝撃を体験する[2]。88年、『ロッキング・オン』誌上にてライター・デビュー。『宝島』『週刊文春』『i-D Japan』ほか数多くの雑誌にて、音楽や映画を中心としたポップ・カルチャーに関する記事を執筆。93年、発行人としてインディー・マガジン『米国音楽』を創刊。のちに編集長、デザイナーも務める。同誌の付録CD、関連レーベルの「カーディナル・レコーズ」にて、レコード・プロデュース作品も多数。2010年より、ビームスが発行する文芸誌『IN THE CITY』に参加。小説の発表を始める。『現代ビジネス』『本がすき。』などウェブ・メディアへの寄稿も多数。Yahoo!ニュース個人オーサー。
作品リスト
単行本
翻訳
単行本未収録作品
短編小説
- デリバリー・マン(『IN THE CITY』Vol.1・2010年10月)
- ジョニー・ギターと呼べばいい(『IN THE CITY』Vol.2・2011年4月)
- 金曜日オンマイマインド(『IN THE CITY』Vol.3・2011年8月)
- 愁いの色は昔から黒(『IN THE CITY』Vol.4・2011年12月)
- カンザス・シティじゃ普通のこと(『IN THE CITY』Vol.5・2012年4月)
- ヒ・メア・イキなんて言わないで(『IN THE CITY』Vol.6・2012年8月)
- あなたを失ってから ~バッドランズ Part2 ~(『IN THE CITY』Vol.7・2012年12月)
- 泣きたいほどの淋しさと餃子だ(『IN THE CITY』Vol.8・2013年7月)
- エイティーエイト、木っ端な夜(『IN THE CITY』Vol.9・2013年12月)
- 夏靴を履いた男たち(『LAST』6号・2014年4月)
- 微笑みの法則 ~バッドランズ Part1 ~(『IN THE CITY』Vol.10・2014年5月)
- あいつのドロップ・バイ(『IN THE CITY』Vol.12・2015年2月)
- 六月まで乗せてって(『文藝』15年夏季号)
- ノース・ビーチじゃ聞かない名だ(『IN THE CITY』Vol.13・2015年7月)
- どこにいると思う? ~バッドランズ Part3 ~(『IN THE CITY』Vol.14・2015年12月)
- 犬も食わない(『IN THE CITY』Vol.15・2016年7月)
- アメリカの朝食(『文藝』16年冬季号)
- ひらめきウィークエンド(『IN THE CITY』Vol.17・2017年5月)
- お日様なんて出なくても(『文藝』17年冬季号)
- 幽霊のプレイリスト ~Hi-Fi Eye レコード探偵フルタの事件簿~(『小説宝石』19年6月号)
中編小説
漫画原作
- Hi-Fi Eye レコード探偵フルタの事件簿 ~サー・ポールの東京の忘れもの~(作画:PECO、グランドジャンプPREMIUM、集英社、2017年2月)
出演
ラジオ
映画
脚注
- ^ 2015年7月『IN THE CITY』Vol.13、連載コラム「スタイルなのかカウンシル」p.226
- ^ 2015年8月『日本のロック名盤ベスト100』p.226