岡村 憲司(おかむら けんじ、1973年5月2日 - )は、京都府出身のバスケットボール選手・指導者である。身長190cm、体重88kgで、ポジションはパワーフォワード[1]。
洛南高、日本大学ではいずれも主将を務める。一方で、年代別日本代表も経験した。
卒業後、ジャパンエナジーに入社。バスケットボール部に所属するが、1998年に休部。その後ゼクセル(後のボッシュ)に移籍してオールスターに出場など活躍するも、ボッシュも2002年限りで休部となった。
2002年、三菱電機メルコドルフィンズに移籍。しかし2004年にチームから戦力外通告を受け退社、一般企業に就職し会社員となった[2]。
その間もbjリーグのトライアウトに参加するなどして新天地を求め、2005年には千葉ピアスアローバジャーズにアシスタントコーチ兼任として入団。2006-07シーズンはヘッドコーチ兼任としてリーグ優勝に導き、コーチ・オブ・ザ・イヤーとMVP・ベスト5を獲得する。2007-08シーズンは主将を務める。2008年退団。
2010年から大塚商会アルファーズの専任コーチに就任し、2012年にはヘッドコーチに昇格した。翌2013年からは山梨学院大学バスケットボール部の監督に就任し、大塚商会のアドバイザーを兼任する形で指導にあたった[2][3]。2015-16シーズンには選手として復帰し、24試合に出場した[2]。
2016年11月、サイバーダイン茨城ロボッツ選手兼アシスタントヘッドコーチに就任[1]。12月3日の福島ファイヤーボンズ戦では先発出場し、27分の出場時間で7得点、6リバウンド、2つのアシストをあげ勝利に貢献した[4][5]。2017年2月からは茨城のスーバーバイジングコーチに就任。保有するライセンスの関係でヘッドコーチではないが前記の役職でチームの指揮を執った[6]。引き続き2017-18シーズンまでは選手登録もしていた。2018-19シーズン途中の2019年3月23日付で退任。