山科 ティナ(やましな ティナ、1995年[1] - )は、日本の漫画家。東京藝術大学卒業[2]。
2011年に「別冊マーガレット」で商業デビュー。2014年頃にSNS上で「#妄想胸キュン漫画」が話題となり、活動が多岐に渡る。スピカワークス所属。
代表作『黒子と悪役(ヒール)くん』『ショジョ恋。-処女のしょう子さん-』『推しは自分です。』『#140字のロマンス』など。
アメリカで生まれ[2]、2歳までアメリカ、9歳まで中国で生活していた[1]。6歳頃から中国でも放送されていた日本のアニメは見ていたと言うが、アニメの原作として漫画の存在を知ったのは来日して漫画雑誌に触れてからであり[2]、小学校6年生頃から日本語を理解出来るようになってから漫画雑誌を読みはじめるようになった[1]。絵は小さい頃から描いており、来日した際は言葉が通じず、「小学校では授業中も休み時間もずっと絵を描いて過ごしてました。」と語っている[1]。
中学2年生の頃に『別冊マーガレット』(集英社)の投稿コーナーで漫画に必要な道具や描き方を学んだと言う[1]。漫画を仕事にしたいと思い始めるようになったものの親から否定的な意見を言われたため、実績を作るために『別冊マーガレット』の『MANGAGP』に応募することを決めると[3]、高校1年生の夏休みに描いた漫画で佳作を受賞し、『別冊マーガレット』に掲載され商業誌デビューを果たした[1]。なお、漫画の賞に応募するための漫画を描き始めたのは中学3年生のときであり、『バクマン。』がきっかけであった[1]。
高校卒業後は浪人したのち、多摩美術大学に進学して1年間在学後[3][4]、東京藝術大学に進学した[1]。
『LINE』の広告企画として読み切り漫画『プレゼント・ハラスメント!』が2015年11月に公開されると[5]、SNS上の反応から自身の作品は認知されたと思ったものの、山科自身の名前はあまり認知されたなかったと感じたことから、山科自身を知ってもらうために『#アルファベット乳』を企画、公開した[6]。なお、『プレゼント・ハラスメント!』は2016年1月にBS-TBSの番組『焼肉女子会&MORE』内でドラマ化され[5]、『#アルファベット乳』は描き下ろし漫画を加筆した上で『#アルファベット乳の、オモテとウラ。』として2018年10月19日に太田出版から発売された[7]。
『#140字のロマンス』が2017年4月9日に祥伝社から単行本として発売され、自身初の書籍化作品となった[8]。
2019年8月9日発売の『ar』2019年9月号から『ショジョ恋。-処女のしょう子さん-』の連載を開始する[9]。単行本第1巻が2020年7月10日に発売され[10]、2023年1月号まで連載された[11]。動画配信サービス『FOD』にて松村沙友理の主演で『ショジョ恋。』として配信ドラマ化され2023年3月21日より配信開始[12]、4月12日よりフジテレビ(関東ローカル)での放送が開始された[13]。
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