山口 祐一郎(やまぐち ゆういちろう、1956年10月5日 - )は、日本のミュージカル俳優。鹿児島県出身、小学校時代に東京都へ転居・以降同地で育つ。芝中学校・高等学校卒業。明治大学法学部中退。中央大学法学部通信教育課程卒業[1]。身長186cm、血液型O型。
来歴・人物
1979年、劇団四季のミュージカル『コーラスライン』のオーディションに、合唱のオーディションと間違えて応募。ダンスができないため不合格となったものの、演出家の浅利慶太から声をかけられ研究生となり、その後入団。
1981年、『ジーザス・クライスト=スーパースター』ジーザス役にてデビュー。
1982年、第71代 中曽根康弘 内閣総理大臣より黎明賞を受賞。以来、1996年に退団するまで劇団の看板俳優として活躍。在団中の代表作には前述の『ジーザス・クライスト=スーパースター』ジーザス役のほか、『オペラ座の怪人』のファントム役、ラウル子爵役等。
世界三大ミュージカルと言われている『オペラ座の怪人』、『キャッツ』、『レ・ミゼラブル』の全てに出演経験がある。
劇団四季退団後は主に東宝ミュージカルを中心に活躍。『レ・ミゼラブル』のジャン・バルジャン、『エリザベート』のトート、『ダンス・オブ・ヴァンパイア』のクロロック伯爵他、多数演じている。
1998年、NHK大河ドラマ『徳川慶喜』の原市之進役でテレビドラマ初出演。以降テレビドラマやバラエティ番組にも多数出演。基本的にテレビ番組で歌を披露することはなく、歌番組への出演もない。また、時代劇では島津一族を演じることが多い。
2004年、第29回菊田一夫演劇賞演劇大賞を受賞。(『エリザベート』のトート、『レ・ミゼラブル』のジャン・バルジャンの役の演技に対して)
2013年、舞台『レ・ミゼラブル』のジャン・バルジャン役が決定していたが、体調を整えるため休養を取ることとなり、降板。2014年の『クリエ・ミュージカル・コレクション』にて1年半振りに復帰した。
2019年、オーストリア政府よりオーストリア共和国有功栄誉金賞を受賞。
2023年3月、中央大学法学部通信教育課程卒業[2]。
出演作品
舞台(劇団四季時代)
ミュージカル
ファミリーミュージカル
ストレートプレイ
その他
舞台(劇団四季退団後)
ミュージカル・ストレートプレイ
テレビドラマ
CM・広告
- アース製薬「アース渦巻き香」(2011年 - 2017年)
- アース製薬「アース ノーマット」(2012年 - 2017年)
テレビアニメ
ラジオドラマ
音楽
CD
- キャッツ・オリジナルキャスト(ラム・タム・タガー)
- 35ステップス(ゲッセマネの園、パリ 変わらぬ パリ)
- エビータ・オリジナルキャスト(アンサンブル)
- オペラ座の怪人・オリジナルキャスト(ラウル子爵)<廃盤>
- オペラ座の怪人・ロングランキャスト(ファントム)
- ローマの休日(ジョー・ブラットレー)
- エリザベート・ハイライト スタジオ録音盤(トート)
- エリザベート・ライブ・山口トート版(トート)
- 風と共に去りぬ(バトラー)
- モーツァルト・井上版(コロレード大司教)<廃盤>
- モーツァルト・中川版(コロレード大司教)<廃盤>
- モーツァルト・スタジオ録音盤(コロレード大司教 )
- レ・ミゼラブル・2003年公演キャスト盤・山口版(ジャン・バルジャン)
- エリザベート・2004年公演ハイライト・ライヴ録音盤(トート)
- ダンス・オブ・ヴァンパイア・2006年公演ハイライト・ライヴ録音盤(クロロック伯爵)
- マリー・アントワネット・ハイライト・ライヴ録音盤(カリオストロ)
- レベッカ・ハイライト スタジオ録音盤(マキシム)
- レディ・ベス ハイライト・ライブ録音盤(ロジャー・アスカム)
DVD
コンサート
脚注
関連項目
外部リンク
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宝塚版 |
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東宝版 |
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宝塚版は本公演のみ(新人公演は載せていない) |