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小陰唇(しょういんしん、英: Labia minora)とは、陰核包皮と繋がる女性器の一部で、尿道口と膣口の両脇にある襞状の薄い肉びらのことである。女性が性的に興奮していない時は左右の小陰唇が閉じており、尿道や膣を保護している。男性における陰茎の皮膚に相当する。
性的興奮が起こると、閉じている小陰唇の血流が良くなり肉びらが膨張して左右に大きく開く。この時に、膣内および膣口が膣分泌液(バルトリン氏腺液やスキーン腺液)によって濡れていることが多く、男性器の挿入を容易にする。思春期頃に小陰唇は成長するが、型や長さは個人差が大きく陰核包皮の延長に小さく見える女性もいれば、大陰唇からはみ出るほど大きく成長する女性もいる[1]。
小陰唇の黒ずみや長さなどを気にする女性もおり、性交やオナニーのやり過ぎと言われることがあるが、これに関しては医学的な信憑性は一切ない[2]。黒ずむ原因としては、下着や生理用品との摩擦により、メラニン色素が生成される事が挙げられる。他には、ホルモンバランスの乱れ、遺伝的な原因、加齢や不摂生も原因とされる[2]。
脚注
- ^ 三宅婦人科内科医院“思春期 外陰部の発育 - ウェイバックマシン(2015年11月22日アーカイブ分)
- ^ a b [1]
関連画像
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図解による外性器の説明1
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図解による外性器の説明2
関連項目