小花波 平六(こばなわ へいろく[1]、1920年[1]-2007年6月4日[2])は、日本の教師、民俗学者。
経歴
群馬県に生まれる[1]。群馬師範学校に学び、同校で担任であった千々和実の歴史の授業に「大きな感化を受けた」という[3]。1931年に出征し、1946年に復員すると、東京・板橋で小学校教員になる[4]。1956年に立正大学を卒業[5]。卒業論文は「北魏王朝の経済政策」[6]。1974年から1977年まで板橋区立の小学校校長を務める[7]。教材研究として地域の石造物調査に取り組み、特に庚申塔の調査に焦点を当て、1959年に庚申懇話会を創立した[4]。その後も庚申信仰の第一人者として研究を続けた。教員を退職した後には、板橋区立郷土資料館館長などを務めた。
参考文献
脚注