小沢 カオル(おざわ カオル、1972年9月29日[1] - )は、日本の漫画家。女性。血液型はO型。突撃体験系レポートマンガの第一人者。捨て身の取材が特徴。本名:菊池真理子[2]。
軽いタッチのポップな画風を持ちコメディ路線を基調とするも、サブカル系、ピンク系、オカルト系、キワモノ系の取材内容に体当たりで挑戦するのが作品の大きな特徴。
本人も、「雑誌内のヨゴレ仕事を請け負う大和の徒花」[3]と公言して憚らない。自身のブログでも、「家に帰ってまずすることは放尿」などと完全にヨゴレに徹しているものの、座右の銘は「魂の貴族たれ」[4]。
その一方で、豊富な恋愛経験(自称「マンガ界のフラレ女王」)と三十代女の超絶的な生き様から裏付けられる恋愛相談へのアドバイスは、多くのヤング・ミセスの共感を呼んでいる。作品『あやしい男と失恋(ヤ)ってきました(秋田書店)』は『だめんず・うぉ~か~』の著者倉田真由美も推薦[5]。作品『あやしい人に遭ってきました(ぶんか社)』の連載当時のタイトルは『ザ・おんな道』であり、本来はイケてる女になるためにはどうしたらよいのかを探究するテーマであった[6]。