小山 春夫(こやま はるお、1934年1月19日[1] - )は、日本の漫画家。新潟県中頸城郡出身[1]。
中学卒業後、家が農家であったことと、自分が長男であったことから、家を継ぎ3年間の百姓生活を始める[1]。その傍ら、美術を通信教育で受ける。その頃、たまたま山川惣治の模写を東京の少年画報社に送ったところ、上京の誘いを受け、それから少年画報社を訪れ会社の2階に住み込んだ。18歳のときであった[1]。少年画報社での仕事の傍ら、御茶ノ水の文化学院の夜学に通い、本来は2年で済むところを4年も通ったという[1]。
1956年、21歳の時に『少年画報』(少年画報社)に掲載された『探偵若さま』でデビュー、1年間の連載となった[1]。以後は、武内つなよし、桑田次郎、吉田竜夫(竜の子プロダクション)と漫画家のアシスタントを転々としていくうち、最も影響を受けることになる白土三平に出会う[1]。白土の赤目プロには9年間在籍し、『カムイ外伝』『サスケ』などの作品の作画を手掛けた[1]。その他、赤目プロ名義でオリジナル作品も発表した。
初期は貸本漫画や少年誌で活動していたが、1970年代からは青年誌に進出、活動の幅を広めていった。代表作に『甲賀忍法帖』など。また、『週刊少年サンデー』(小学館)に連載された『源とツグミ』は、高橋留美子に「少年サンデー史上最も心に残る作品」と絶賛された作品である[2]。
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