小倉橋(おぐらばし)は、神奈川県相模原市緑区にあり、相模川に架かる道路橋である。
県道長竹川尻線を通し、右岸で県道太井上依知線と接続する。1979年(昭和54年)にかながわの景勝50選、1986年(昭和61年)に相模川八景、1991年(平成3年)にかながわの橋100選、2008年(平成20年)に土木学会選奨土木遺産に認定されている。
開腹式上路アーチ橋が4径間連続しており、橋長は176.6mである。名称の由来は右岸の地名から。2011年現在、相模川に架かる橋梁としては最も古い橋梁である。そのアーチ形式の美しさから、景勝地としても知られ、夏期にはライトアップや灯籠流しも行われている[1][2]。
本橋の架橋位置は古くから大山道や津久井往還や水運など東西南北の交通の結節点であったが橋梁はなく、代わりに小倉の渡しが設置されていた。陸運の利便を向上させるために建設された。1938年(昭和13年)に開通。総工費14万5110円。
橋上の道路の幅は4.5mとなっており、完成当時の交通状況や一般的な車両の大きさを考えれば十分な幅員をもっていたが、戦後のモータリゼーション化に伴い交通量が増大し、普通車であれば離合は可能ではあるものの、大型車も多く通行する(採石場を行き来するダンプカーや神奈川中央交通の路線バスもこの橋を経由している)ため交互通行を余儀なくされ、朝の通勤時間帯と行楽客が多い土休日は渋滞の原因となり、橋自体の老朽化が認められたためさがみさかわ9橋緊急整備計画の対象となり、掛け替えも検討されたが約100m上流に片側2車線の新橋(新小倉橋)を建設することとなり、1989年に着工、2004年3月6日に開通した。しかし小倉橋は地域生活道路の一部として残され、路線バスも新小倉橋経由となった橋03系統以外は引き続き本橋を経由している。
(上流)- 三井大橋 - 城山大橋(城山ダム) - 新小倉橋 - 小倉橋小倉橋 - 高田橋 - 相模川渡河橋 - 相模川水路橋 -(下流)
響橋・鶴見川橋・江ケ崎跨線橋・万代橋・瑞穂橋梁・西鶴屋橋・霞橋・横浜ベイブリッジ・打越橋・フランス橋ポーリン橋
弁天橋・霧笛橋・西之橋・万国橋・大岡橋梁・浦舟水道橋・吉野橋・大貫谷戸水路橋・夕照橋・称名寺平橋・反橋
金沢八景大橋・鴨池橋・昇竜橋・大師橋・新大扇橋・六郷橋・丸子橋・ガス橋・二子橋・多摩水道橋
小泉橋・夫婦橋・天神橋・湘南大橋・馬入橋・下花水橋・花水川橋・太鼓橋・夷堂橋・歌之橋・弁天橋
江の島大橋・江の島弁天橋・遊行寺橋・米神橋・白糸橋・片浦橋・住吉橋・無名の石橋・白糸川橋梁・ふれあいばし・富士見橋
東郷橋・高田橋・新昭和橋・相模川水路橋・城ヶ島大橋・まほろば大橋・森のかけはし・相模大橋・才戸橋・戸沢橋
平成橋・深見歩道橋・加寿美橋・芹沢陸橋・圓通橋・御供橋・岩流瀬橋・新武者寄橋・みそぎ橋・本郷橋・足柄大橋
文久橋・大寺橋・新十文字橋・永歳橋・東名酒匂川橋・松ケ山橋・東名皆瀬川橋・世附大橋・出山の鉄橋・旭橋
芦川橋・八千代橋・岩大橋・権現橋・平山橋・日向橋・虹の大橋・宮ケ瀬大橋・小倉橋・三井大橋
名手橋・青野原大橋・桂橋・相模湖大橋・嵐山橋・弁天橋・弁天橋・勝瀬橋・日連大橋・亀見橋
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