小倉 実起(おぐら さねおき)は、江戸時代前期の公卿。大納言・藪嗣良の三男。近衛少将・小倉実為の養子となる。官位は正二位・権大納言。小倉家12代当主。
延宝3年(1675年)には正二位・権大納言となった。しかし延宝9年(1681年)、娘・中納言典侍の生んだ霊元天皇第一皇子・一宮(後の済深法親王)の出家に反対して一宮を匿う等したため、勅命違反として子・公連、季伴と共に佐渡島に流罪となった(小倉事件)。
貞享元年(1684年)、同地で薨去。