寿司打(すしだ)は、ブラウザを使用して無料で練習できる、日本語ローマ字入力用タイピングソフト。回転寿司をモチーフとしている。Myaが運営する個人サイト「Neutral」で公開されているコンテンツのひとつである。
かつてはFlashで公開されていたが、Adobe Flash Playerのサポート廃止により2020年12月を最後に提供を終了。現在はWebGL移植版が公開されている。最新版はWebGL版の ver.2.5。
2022年8月17日から、アクセス集中によるサーバーへの負荷の分散のため、URLを変更して運営されている[1][注 1]。
ルール
エンターキー、スペースキーでスタートし、回転寿司の皿が流れる前に、表示された文章をキーボードから入力する。ふりがなつき、無音のモードも存在する。
3000円、5000円、10000円コースが有り、どれかを選んで元をとり、得できるか、というタイピングゲーム[2]。得になると、全国で何位かを見ることができる。5つのモードが存在する。
- コース
- 3000円コース/文字数2 - 7文字の言葉が出て、時間は60秒。
- 5000円コース/文字数5 - 10文字の言葉が出て、時間は90秒。
- 10000円コース/文字数9 - 14文字以上の言葉が出て、時間は120秒。
- モード
- 練習/普通よりスピードが遅い。制限時間が0になったら終了。
- 普通/普通のスピード。制限時間が0になったら終了。
- 正確重視/スピードは普通だが、ミスタイプをすると、その皿は流れてしまう。制限時間が0になったら終了。
- 速度必須/スピードは普通だが、お皿が画面外に流れていくとその場で終了。
- 一発勝負/スピードは普通だが、ミスタイプをしたり、お皿が画面外に流れていくと、その場で終了。
その他
- 公式では学校授業での練習では使って良いとされているが、対価を取る行為や営利活動では使ってはいけないとしている。
- ツールを使った入力実験の対象としては使ってはいけないとしている。
- エンジニアの採用などにも使われている。ある病院では応募者がタイピング能力を有していることの確認に用いている[3]。またファーストロジックは新卒採用に「寿司の早食い選手権」と称する枠を設け、このソフトで1位になった学生を最終選考に招待したことがある[4]。
- タイピングコンテストで本ソフトが採用されることがある[5][6]。
- 本タイトルはYahoo!きっずの検索ランキングにて毎年上位に検索されているワードである。2022年には初めて総合1位となり[7][8][9][10]、翌2023年も総合1位を維持している[11]。
脚注
注釈
- ^ http://typingx0.net/sushida/からhttps://sushida.netに変わった。
注釈
外部リンク