宮崎内環状線(みやざきうちかんじょうせん)は、宮崎県宮崎市にある都市計画道路である[1]。単一路線としての指定はなく複数の県道・市道で構成される。宮崎内環状道路[2]とも呼ばれるほか、単に内環状線とも呼ばれる[3]。
概要
国道10号・国道220号・国道269号、宮崎県道26号等、宮崎市内へ流入する道路では慢性的な渋滞を引き起こしており、宮崎都市圏では市内への交通量を分散する目的で、2つの環状線を設定している[2]。当路線は市街地中心部における環状線として、宮崎市の都市計画道路に「内環状線」と明記されている。
また、市街地郊外において交通流を分散させる環状線として、宮崎県道9号宮崎西環状線(地域高規格道路『宮崎環状道路』の一部)が県主体で建設され、宮崎市の都市計画に「外環状線」と明記されている[2]。
構成要素は以下の通りとなる[2][1][3]。
- 下北方通線:生目通線交点から宮崎県道26号宮崎須木線交点までが市道、県道26号交点から国道10号交点までが宮崎県道333号下北方古墳線、国道10号交点から新別府通線交点までが市道に指定されている。
- 新別府通線:内環状線指定区間全線が宮崎県道11号宮崎島之内線に指定されている。通称「山崎街道」。
- 旭通線:内環状線指定区間全線が宮崎県道11号宮崎島之内線に指定されている。通称「旭東通り」
- 吉村通線:内環状線指定区間全線が指定されている。
- 昭和町通線:内環状線指定区間全線がに指定されている。
- 城ケ崎通線:新別府通線交点から国道220号交点までが宮崎県道341号宮崎港宮崎停車場線、国道220号交点から生目通線交点までが市道に指定されている。通称「城ヶ崎通り」
- 生目通線:内環状線指定区間全線が宮崎県道17号南俣宮崎線に指定されている。通称「天神山通り」、「大塚東通り」、「小松橋通り」。
道路データ
諸元
全長:--km(不明)
交差する道路等
全区間が宮崎市内に位置する。明確な起終点については不明のため、ここでは便宜上、宮崎市小松の宮崎県道16号「小松」交差点を起点として時計回り記載を行う。また、下記の表では吉村通線経由について記載する。
以下に昭和町通線経由のルート部分を記載する。
道路施設
橋
- 平和台大橋(大淀川 下北方通線)
- 新別府通橋(新別府川 新別府通線)
- 小戸之橋(大淀川 昭和町通線)
- 赤江大橋(大淀川 吉村通線)
- 青柳橋(大淀川支流青柳川 生目通線)
- 水流川橋(大淀川支流水流川 生目通線)
- 小松橋(大淀川支流大谷川 生目通線)
周辺施設
下北方通線
新別府通線
旭通線
吉村通線
昭和町通線
城ヶ崎通線
生目通線
脚注
関連項目