宣城市(せんじょう-し)は中華人民共和国安徽省に位置する地級市。
地理
安徽省の東南部に位置し、蕪湖市、黄山市、池州市、江蘇省、浙江省に接する。長江の支流の青弋江と水陽江が流れる。
歴史
589年(開皇9年)、隋により南朝陳の南豫州は宣州と改称された。
清朝のある年、蛟(水に住む龍)が大洪水を起こし二頭の鉄牛が暴れたとされ、夢のお告げに従った当時の知府が万名冊を抱えて水に飛び込み街を守ったとされる洪水伝説が残る。祀られたお宮に闘いに敗れた鉄牛の一頭が保存されているとされる。
2000年6月に地級市の宣城市が設立。
行政区画
1市轄区・2県級市・4県を管轄する。
年表
この節の出典[1][2]
皖南行署区宣城専区
安徽省宣城地区
- 1980年1月29日 - 安徽省蕪湖地区が宣城地区に改称。(9県)
- 1983年10月8日 (5県)
- 1987年6月10日 - 宣城県が市制施行し、宣州市となる。(1市4県)
- 1987年11月27日 - 徽州地区旌徳県・績渓県を編入。(1市6県)
- 1997年3月11日 - 寧国県が市制施行し、寧国市となる。(2市5県)
- 2000年6月25日 - 宣城地区が地級市の宣城市に昇格。
宣城市
- 2000年6月25日 - 宣城地区が地級市の宣城市に昇格。(1区1市5県)
- 2019年7月12日 - 広徳県が市制施行し、広徳市となる。(1区2市4県)
交通
鉄道
道路
脚注
外部リンク