定山渓(じょうざんけい)は、北海道札幌市南区の地名。なお、「定山渓」として取り上げられる場合、「定山渓温泉東」と「定山渓温泉西」とを含める場合がほとんどである。
地区内に定山渓温泉があり温泉街を形成している。
区域
- 定山渓
- 広義の「定山渓」より、定山渓温泉の地域を除いた部分である。
- 定山渓ダムや豊平峡ダムがある。豊平峡温泉や薄別温泉があるほか、札幌国際スキー場もこの区域に所在する。
- 定山渓温泉東
- 1969年10月31日までは定山渓鉄道の定山渓駅が存在していた。
- 定山渓温泉西
- 定山渓ホテルやホテル鹿の湯などのホテルが営業している。
住所
町丁 |
郵便番号
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定山渓 |
061-2301
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定山渓温泉東1丁目~4丁目 |
061-2302
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定山渓温泉西1丁目~4丁目 |
061-2303
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地名の由来
地名は修験僧の美泉定山(改名前は常山)に由来する[2]。美泉常山は修業のため日本全国を行脚し、1853年(嘉永6年)に蝦夷地に渡り、1866年(慶応2年)にアイヌ人の先導のもと温泉を発見して開拓を始めた[2]。
1871年(明治4年)、有珠新道(本願寺道路)の検分のため訪れた副島種臣と東久世通禧が常山の湯守の状況を称賛し、この地の渓谷を「常山渓」と命名した[2]。その後、1875年(明治8年)の太政官布告(平民苗字必称義務令)の際、常山は姓を美泉、名を定山と改めたことから表記も「定山渓」となった[2]。
現在、美泉定山の銅像が定山渓に存在するほか、美泉定山の立てた定山寺も存続している。
施設
- 学校
- 行政機関
- 定山渓まちづくりセンター・定山渓出張所 - 定山渓温泉東4丁目315-4
道路
歴史
江戸時代
明治
大正
昭和
脚注
関連項目
- 水森かおり - 2018年3月にシングル『定山渓』をリリース(『水に咲く花・支笏湖へ』タイプB)。
- ロン・ワトキンス - 2015年から2021年まで居住していた。
外部リンク