宍戸 開(ししど かい、本名:同じ、1966年9月4日 - )は、日本の俳優、タレント。株式会社acali所属。血液型はB型。
東京都出身。桐朋中学校・高等学校卒業、玉川大学文学部芸術学科演劇専攻中退。父親は同じく俳優の宍戸錠。姉はエッセイストの紫しえ。俳優の郷鍈治は叔父、歌手のちあきなおみは叔母に当たる。
五影 開(いつかげ かい)の名義で写真家としても活動している。写真家としては主にフォトエッセイ、人物ドキュメンタリーなどの分野で活動している。
略歴
エピソード
- 父親が「錠」なので、息子がそれを開くという意味で「開」という名前になったとのこと。ちなみに弟の名前は「表(ひょう)」であり、親子の名前をつなげると「錠を開いて表へ出る」となるという[2]。
- 俳優になる前は温泉旅館の仲居として働いていた。
- 親子そろって、フジテレビ系番組『くいしん坊!万才』のレポーターであった[3]。
- 親子そろって、カラービキニブリーフの愛用者である。小学生まで白ブリーフだったが、中学生の頃から父のビキニブリーフを穿くようになった。
- 1988年の大河ドラマ『武田信玄』において父・錠が原虎胤を演じたのち、19年後の2007年の大河ドラマ『風林火山』では息子・開が同じく原虎胤を演じている。
- 幼少時、『元祖どっきりカメラ』(日本テレビ系)で仕掛人となったことがある。寝ている錠の顔にいきなりパイをぶつけるというものであった。
- 高校・大学時代はスキー競技に出場。1984年、スキー回転競技インターハイに東京都代表として出場。1987年、スキー回転競技インターカレッジに玉川大学代表として出場。
- 2010年に子持ちの一般女性と結婚したが、父・錠に結婚の報告を一切していなかったことから関係が悪化し、事実上の勘当状態に陥っていたという。2013年に錠の自宅が火災で焼失した際も、開が火災現場に足を運んだのは一度のみで、記者からの質問にも「僕には関係ないことだから…」と言葉を濁した。錠も女性セブンの取材に対し「自分が死んだら土地は長女のところに行くだろう」と回答し、開の相続権についても「ない」と即答している[4][5]。
- 2016年12月いっぱいで当時所属していたオフィス・メイを離れることが公式ブログで発表された。
出演
テレビドラマ
ドキュメンタリー
バラエティ
CM
その他テレビ番組
- 消えた鉄道を歩く 巨木の森の小さな鉄路-高知・魚梁瀬森林鉄道 (1997年、NHK BS2)
映画
出版作品
- 「もっと高く,もっと遠くへ」ネパール写真集(1997年)
- 「マフィーシ・ムシュケラ」エジプト写真集(1998年)
- 「ファルダ(FARDA)あした」イラン写真集(2002年)
脚注
関連項目
外部リンク