| この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(このテンプレートの使い方) 出典検索?: "宇和島運転区" – ニュース · 書籍 · スカラー · CiNii · J-STAGE · NDL · dlib.jp · ジャパンサーチ · TWL(2012年1月) |
宇和島運転区(うわじまうんてんく)は、愛媛県宇和島市錦町の宇和島駅構内にある四国旅客鉄道(JR四国)の運転士が所属する組織である。2022年3月ダイヤ改正までは車掌も所属していたが、ダイヤ改正に伴い車掌業務は松山運転所に移管された[1]。
国鉄時代には車両配置があったが、現在はない。略号は「四ウワ」(四国総局の「四」に宇和島を示す「ウワ」)であった。
四国で唯一、扇形庫が現存する(後述)。
歴史
扇型庫の存廃問題
宇和島運転区の扇形庫は1941年に建設され、転車台(1937年設置)と共に当時運用されていたC12形蒸気機関車などの運用拠点として使用されていた。無煙化後使用機会は大きく減少し、現在ではイベント列車などが使用する程度である。このためJR四国は、扇形庫と転車台について使命を終えたとし、土地の売却のために解体するとしている。これに対し、愛媛県などで建造物の保存と活用に取り組む有志らの団体が、JR四国から転車台と扇型庫を含む売却予定の土地を借り受け、アトリエなどとして再活用する計画を打ち出しているが、資金不足で実現できるかどうか不明である[2][3]。
JR四国と一般社団法人「床下土風」(京都市)の間で定期借地契約を結ぶ協議が行われたが、2022年6月末までの契約締結には至らなかった[4]。そのため台風の季節を前に飛散防止工事が行われ、屋根や外壁を撤去し骨組みのみが残されることになった[4]。
出典
関連項目