『妖獣大戦』(ようじゅうたいせん、原題:衛斯理之老貓、英題:Nine Lives)は、1991年の日本・香港合作映画。SFアクション映画である。原作は衛斯理(倪匡)の小説「衛斯理(ウェズリー)シリーズ(英語版)」の『猫―NINE LIVES』(押川雄孝訳、徳間文庫、1991年、原題:老猫[2])。ゴールデン・ハーベストおよびParagon Films制作。
概要
製作途中で、日本から資本を得るために、主人公役は香港版ではレイ・チーホン、日本版では赤井英和の二人一役として撮影された[3]。日本では東京国際ファンタスティック映画祭で『猫 NINE LIVES』の邦題で1回上映された後、『妖獣大戦』の邦題でビデオリリースされた[3]。
あらすじ
地球外生命体の3体(そのうち1体は猫の姿をしている)が、小説家のワイズリー(ウェズリー、衛斯理)と組んで、人間に憑依する悪質なエイリアンと戦うというストーリーである。
キャスト
日本版
- 赤井英和 - 衛(ウェイ)
- グロリア・イップ - 謎の少女
- パル - 王警部
- ジェマ・トゥー - ソニア
- チャール・チョー - フレドリック・リー
- カイ・ホン -
- クォン・ホイサン - 謎の老人
- 声の出演
香港版
スタッフ
- 監督: ラン・ナイチョイ
- 製作: チャイ・ラン、マイケル・ライ
- 脚本: チャン・ヒンカイ、ゴードン・チャン
批評家からの評価
ライターのJohn Charlesは2000年の著作『The Hong Kong Filmography, 1977–1997』の中で香港版に10点中9点を付けた[5]。
出典
外部リンク