大軒 順三(おおのき じゅんぞう、1911年(明治44年)12月4日 - 1982年(昭和57年)1月28日)は、日本の実業家。日本経済新聞社元社長。静岡県出身。
経歴・人物
1934年に早稲田大学政治経済学部卒業。同年に日本経済新聞社の前身である中外商業新報社に入社した[2]。
シンガポール支局長、日本経済新聞大阪本社代表などを経て、1954年には取締役に就任し、常務、専務を経て、日本経済新聞の創刊100周年になる1976年3月からは社長に就任。積極的な営業展開により発行部数を着実に伸ばしていき、経営基盤をより強化していった[3]。
テレビ東京、日経マグロウヒル社などの取締役にも兼任し[4]、1979年からは日本新聞協会会長を務め、新聞業界の販売正常化と電算機による新聞製作の推進を務めた[5]。
その一方で、囲碁好きでもあり、王座戦の創設に尽力し[6]、その功績により、1976年には、大倉喜七郎賞を受賞した[7]。
在職中に突然、病に襲われ、1982年1月28日、東京都新宿区の国立病院医療センターで心筋梗塞により死去[5]。70歳没
脚注
参考文献
- 日本経済新聞社120年史編集委員会編『日本経済新聞社120年史』日本経済新聞社、1996年12月。
- 人事興信所 編『人事興信録 第30版 上』人事興信所、1979年。
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