大西 有二(おおにし ゆうじ、1954年 - )は、日本の法学者。行政法学者。法学博士(北海道大学)[1]。
略歴
北海道上川郡美瑛町出身。1980年北海道大学法学部卒業。1985年同大学大学院法学研究科博士課程単位取得満期退学。1987年北海道大学法学部助手。1989年北海道大学にて論題「公法上の建築隣人訴訟 : 第三者の位置づけのための一考察」で法学博士号を取得[1]。1990年北海道情報大学経営情報学部専任講師。1993年北海学園大学法学部助教授。1994年北海学園大学法学部教授。1996年ドイツ連邦シュパイヤー行政科学大学院に留学(~1997年)。2014年北海学園大学法科大学院教授。2021年同法科大学院長(‐2023年)。2024年同法務研究科(法科大学院)廃止により北海学園大学退任、北海学園大学法学部名誉教授[2]、北海学園大学大学院法学研究科法務特任教授[3]。
研究領域
ドイツ行政法が専門。日独比較公務員法制や、ドイツにおける公法上の隣人訴訟も研究。
主な業績
- 畠山武道、木佐茂男と共著『環境行政判例の総合的研究』(分担執筆, 北海道大学図書刊行会, 1995年)
- 『設例で学ぶ行政法の基礎』(編著, 八千代出版, 2016年)
関連項目
- 遠藤博也(恩師)
- 藤中敏弘(門下生) - 租税法学者、東海大学教授
脚注
- ^ a b 博論データベース
- ^ “名誉教授称号記授与式を挙行 | ニュース・お知らせ | 北海学園大学”. www.hgu.jp. 2024年4月16日閲覧。
- ^ 2024(令和6)年度 法学研究科便覧
外部リンク