大牧トンネル(おおまきトンネル)は、富山県南砺市利賀村新山を通る、国道156号のトンネルである。
概要
庄川峡の左岸に位置する、全長1,365 m(メートル)のトンネル。命名は対岸の地名である大牧からとられた[1]。
かつては庄川渓谷の急崖を屈曲する砂利道を利用せざるを得ず、待避所も無く路肩が崩れやすくて危険極まり無かったが[1]、1967年(昭和42年)から実施された国道156号改良事業の一環として同トンネルが建設され[2]、1976年(昭和51年)4月18日に貫通し[3]、1977年(昭和52年)8月13日に完成した[4]。これにより通行の安全と時間の短縮が実現した。同時に平村営バスが小牧ダムまで運行出来るようになるなど、五箇山住民の生活に大きな影響を及ぼした[1]。
関連項目
脚注
- ^ a b c 『角川日本地名大辞典 16 富山県』(昭和54年10月8日、角川書店発行)197ページ
- ^ 『北日本新聞』1979年11月22日付朝刊15面『国道"イチコロ"が変身 白川(岐阜)と16橋で結ぶ 庄川町で開通式 冬場の交通難解消』より。
- ^ 『越中五箇山 平村史 上巻』(1985年5月20日、平村発行)1276頁。
- ^ 『目で見る 砺波・小矢部の100年』(1993年12月13日、郷土出版社発行)164頁。
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バイパス道路 | |
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道路名・愛称 |
郡上街道 - 越前街道 - 飛騨街道 - 白川街道 - 飛越峡合掌ライン
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自然要衝 | |
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道の駅 | |
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構造物 |
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旧道 | |
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