大中臣頼行

 
大中臣頼行
時代 平安時代中期
生誕 不明
死没 不明
官位 神祇権大副
主君 醍醐天皇朱雀天皇村上天皇
氏族 大中臣氏
父母 父:大中臣安則
兄弟 完行、密如、述征、茂之、俊行、正行、文行、頼行、光行、佐行
興本、興種、興身、清通、清平、清基、清光
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大中臣 頼行(おおなかとみ の よりゆき)は、平安時代中期の神官。伊勢神宮祭主大中臣安則の八男。官位神祇権大副

経歴

延喜20年12月8日(921年1月18日)に伊勢神宮大宮司(第47代)に任ぜられる。この時の祭主は父・安則であり、父子が同時に伊勢神宮の要職を務めた[1]。当時の位階は正六位上で在任期間は6年であった[2]承平3年(933年)には斎宮の修造のために造斎宮使として伊勢国に派遣されている[3]神祇大祐在任中の天慶9年(946年)6月16日、伊勢神宮、石清水八幡宮貴布禰社の祟りの祈禳を命ぜられた[4]。また、村上天皇大嘗会御禊には、神祇権大副として参列している。

系譜

  • 父:大中臣安則
  • 母:不詳
  • 生母不明の子女
    • 男子:大中臣興本
    • 男子:大中臣興種
    • 男子:大中臣興身
    • 男子:大中臣清通
    • 男子:大中臣清平
    • 男子:大中臣清基
    • 男子:大中臣清光(?-?)

脚注

  1. ^ 大中臣氏系図』(群書類従)。
  2. ^ 類聚大補任』(群書類従)。
  3. ^ 類聚符宣抄』「一、神社修造」。
  4. ^ 貞信公記天慶9年6月16日条。

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