塚田 穂高(つかだ ほたか、1980年 -[1])は、日本の宗教社会学者[3]。主に、伝統宗教や新宗教、宗教の政治的影響等を研究する[4][1]。文教大学国際学部国際理解学科 教授[5][6]、清泉女子大学文学部 非常勤講師、國學院大學研究開発推進機構日本文化研究所 共同研究員を兼任[5][1]。日本宗教学会評議員、日本社会学会社会学評論編集委員会専門委員[5]。著書『宗教と政治の転轍点―保守合同と政教一致の宗教社会学』で日本宗教学会賞(2015年)を受賞[5][7]。
経歴・業績
長野県長野市生まれ[2]。長野県長野高等学校[8]、東京学芸大学教育学部国際理解教育課程日本研究専攻卒業、東京大学大学院人文社会系研究科基礎文化研究専攻宗教学宗教史学専門分野修士課程修了[2]、その後、2010年3月に博士課程単位取得満期退学[9][5]。東京大学大学院で島薗進に指導を受けた[10]。
2010年4月に國學院大學着任[11]後、2013年に博士(文学)を東京大学で取得[12][11]。2015年の著書『宗教と政治の転轍点 保守合同と政教一致の宗教社会学』で日本宗教学会賞を受賞[7]。
2010 - 2017年に國學院大學研究開発推進機構日本文化研究所助教[1]。2018 - 2021年に上越教育大学大学院学校教育研究科助教、2020 - 2021年に兵庫教育大学大学院連合学校教育学研究科助教[5]。2021-2014年に、上越教育大学大学院学校教育研究科准教授、兵庫教育大学大学院連合学校教育学研究科准教授(兼職)、上越看護専門学校看護学科非常勤講師[5]。2018 - 2022年、「宗教と社会」学会常任委員を務める[5]。2019年4月より、清泉女子大学文学部 非常勤講師[5]、2024年4月より文教大学国際学部国際理解学科 教授[5][6]。2016年より日本宗教学会評議員、2022年より日本社会学会社会学評論編集委員会専門委員[5]。
評価
『宗教と政治の転轍点 保守合同と政教一致の宗教社会学』について、櫻井義秀は「基本的な研究書、啓発的な書籍」と書評を寄せている[1]。原武史は『「若さ」が目につく』が「著者の勇気と行動」で初めて実現された研究であり「高く評価されるべき」と書評を寄せている[13][1]。
著書
単著
共著
出典
- ^ a b c d e f g 花伝社 書評
- ^ a b c d 宗教と政治の転轍点 塚田穂高(著/文 他)(花伝社) 版元ドットコム
- ^ https://twitter.com/hotaka_tsukada?lang=ja
- ^ 國學院大學 研究開発推進機構(日本文化研究所) 構成員詳細
- ^ a b c d e f g h i j k 塚田穂高 - 研究者 - researchmap
- ^ a b “国際学部 教員一覧”. 文教大学 (2024年4月1日). 2024年4月2日閲覧。
- ^ a b c “2015年度学会賞選考委員会報告”. 日本宗教学会. 2024年4月2日閲覧。
- ^ “塚田 穂高 (Hotaka Tsukada) - 長野県 長野高等学校 卒業 - 学歴 - researchmap”. researchmap.jp. 2022年7月12日閲覧。
- ^ 塚田穂高 - 株式会社 勁草書房
- ^ 『宗教と政治の転轍点 保守合同と政教一致の宗教社会学』p390
- ^ a b K-ReaD(國學院大學研究者データベース)
- ^ UTokyo Repository: 戦後日本宗教の国家意識と政治活動に関する宗教社会学的研究 : 新宗教運動のナショナリズムを中心に
- ^ 原武史「(書評)『宗教と政治の転轍点 保守合同と政教一致の宗教社会学』 塚田穂高〈著〉 政党作る団体に切り込む行動力」朝日新聞朝刊2015年5月17日12ページ [1][2]
外部リンク