土屋 理敬(つちや みちひろ、1965年 - )は、日本の劇作家、脚本家、俳優。
東京都出身。早稲田大学教育学部国語国文学科卒業。演劇集団円の演劇研究所に所属していたが、同士とともに劇団おばけおばけを発足させた。俳優として舞台に出演していたが、それだけでなく、脚本や演出も行った。近年では、演劇のみならず、テレビアニメの脚本を多く手がけている。カサヰケンイチが監督した『わがまま☆フェアリー ミルモでポン!シリーズ』『MAJORシリーズ』『キミキス pure rouge』や、富沢信雄が監督した『二十面相の娘』においては、各話の脚本だけではなく、作品全体を通してのシリーズ構成も手がけている。アニメーション映画をはじめとする映画においても活動の場を広げており、加戸誉夫が監督した『劇場版MAJOR メジャー 友情の一球』にて脚本を担当した。また、もともと在籍していた古巣にあたる演劇集団円では、重松清の小説『カシオペアの丘で』を舞台化する際に、土屋が脚本、演出などを手がけた[1]。『梅津さんの穴を埋める』では鶴屋南北戯曲賞にノミネートされている。
原作が既に存在する場合を除けば、戯曲のタイトルに人名を冠するのが特徴である。劇団おばけおばけでのオリジナル戯曲は、『田村さんはどうもアヤしい』、『石塚さんアップアップ』、『コツゼンと横山さん』、『嵐の中の広志さん』と、いずれもタイトルに登場人物の姓が含まれている。また、演劇集団円など他の劇団のために書き下ろした戯曲にも、『梅津さんの穴を埋める』など同様の例が散見される。
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