国立スポーツ科学センター(こくりつスポーツかがくセンター、英称:Japan Institute of Sports Sciences、略称:JISS)は、日本のスポーツの国際競技力向上を目的に、東京都北区西が丘に設置されたスポーツ科学・医学・情報研究推進の中枢機関。
概要
独立行政法人日本スポーツ振興センターの組織下におかれ、国が定めた「スポーツ振興基本計画」の政策目標を達成するため、スポーツ競技団体・スポーツ研究機関などと連携して、研究の推進・トップレベルの競技者およびチームの国際競技力向上への支援を行う。
2001年(平成13年)10月に開所し、周辺にはナショナルトレーニングセンター中核拠点、国立西が丘サッカー場(味の素フィールド西が丘)、研究施設、トレーニング施設、サービス施設などが集約されている。
1981年に設立されたオーストラリア国立スポーツ研究所(Australian Institute of Sport、略称:AIS)をモデルにしている。
構成・事業
スポーツ科学研究部、スポーツ医学研究部、スポーツ情報研究部、運営部により、
- マルチサポート事業
- トータルスポーツクリニック事業
- スポーツ医・科学研究事業
- スポーツ診療事業
- スポーツ情報サービス事業
- スポーツアカデミー支援事業
- サービス事業
の各事業が実施されている。
利用状況
国立スポーツ科学センターは、基本的に公益財団法人日本オリンピック委員会 (JOC) およびJOCに加盟する競技団体とそれに属する競技者(パラリンピックの選手も含む)のみ利用可能だが、一部施設は一般でも利用可能である(外国人は除く)。
学術協定
以下の大学・研究機関と学術協定を結んでいる。
メディア出演
※基本的に非公開の施設のため、メディアで紹介される例は僅かである
- TV
脚注
外部リンク