名駅通(めいえきどおり)は、愛知県名古屋市の西区から中村区を経て、中川区に至る南北の通りである。正式名称は名古屋市道広井町線(なごやしどうひろいちょうせん)。なお、名古屋駅交差点 - 笹島交差点は、愛知県道68号名古屋津島線の一部でもある。
「名駅通」の名は、1984年(昭和59年)に名古屋市が市内の道路の愛称を公募し制定したものである[1]。
区間
特徴
名古屋駅前を通る道路であるが、人が多く賑わっているのは名古屋駅前(則武新町交差点 - 下広井町交差点あたり)のみで、その他の区間は人通りが少ない。
全線に渡ってJR東海道本線・中央本線や名鉄名古屋本線の線路沿いを通っている。
現在は則武新町交差点 - 錦通交点の地下を名古屋市営地下鉄東山線が通っている。かつてはこの道路上を名古屋市電が旧六反小学校前まで通っていた。
沿革
- 1924年(大正13年)6月9日 - 名古屋都市計画街路網が告示される。うち、幅員18間の「一等大路第二類第十四號路線」として、「中區西日置町字長島二十四番地ノ二ニ於テ一等大路第二類第十號路線ヨリ分岐シ鐵道東海道路線ノ東側ニ沿ヒ名古屋驛前同區笹島町一丁目百二十八番地ノ一地先ニ於テ一等大路第三類第五號路線ニ接續スルノ路線」が設定される。
- 1935年(昭和10年)3月14日 - 名古屋駅移転に伴い、新駅前の交通整理を目的とし、延長部分が追加指定される。
沿線
- 栄生駅 - 名古屋駅
- 名古屋駅前
- 名古屋駅 - 山王駅
交差する道路
750 m
8
7
6
5
4
3
2
1
略地図
1
栄生駅前交差点
2
則武新町交差点
3
名古屋駅交差点
4
笹島北交差点
5
笹島交差点
6
下広井町交差点
7
六反交差点
8
山王駅東交差点
重複区間
- 愛知県道68号名古屋津島線(名古屋駅交差点 - 笹島交差点)
- 名古屋市道愛知名駅南線(笹島交差点 - 六反小学校前交差点)
- 名古屋市道山王線(下広井町交差点 - 山王駅東交差点)
ほか
脚注
参考文献
- 名古屋市計画局、名古屋都市センター『名古屋都市計画史(大正8年-昭和44年)』名古屋都市センター、1999年3月。全国書誌番号:22583554。
関連項目
外部リンク
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