吉田 宏(よしだ ひろし、1956年(昭和31年)9月18日[1] - )は、日本の政治家。元福岡市長(第34代)。
概要
経歴
福岡県出身。幼少期を福岡市と北九州市で育つ。ラ・サール高校卒業。慶應義塾大学経済学部卒業。1980年、西日本新聞社に入社。経済部記者、社会部記者、論説委員、経済部長などを歴任する傍ら、この間に報道番組のコメンテーターも務めており、テレビ西日本の土曜NEWSファイル CUBEに時折出演していた。2006年7月26日、経済部長を最後に退社。
福岡市長
当選
2006年11月に福岡市長選挙に民主党の推薦と社民党、ふくおかネットワークの支持を受け立候補。現職の山崎広太郎市長(自民推薦)を破り、初当選を果たした。12月7日に市長職に就任した。福岡市長はこれまで官僚や国会議員経験者などが就任してきたが、民間出身の市長は吉田が生まれた1956年に就任した奥村茂敏以来50年ぶりである。翌年の2007年の北九州市長選挙では、民主・社民・国民新が推薦した、北橋健治が初当選し、福岡県内の政令指定都市の市長は、2010年に吉田が落選するまで、民主系候補が占めることとなった。
市政運営
市債残高を市長就任後の4年間で約1千2百億円縮減し、財政健全化を進める一方、未就学児童の医療費無料化を実現することなどにより、福岡市は出生率伸びにも繋がった。また、不登校・ひきこもり児童・生徒対策や障害者福祉事業にも力を入れている。
対外交流の分野では、釜山広域市との関係を強化し、国境を越えた超広域経済圏の形成に取り組んでいる。
「見直し」を表明していた市立こども病院の人工島移転などは事実上継承。吉田は「白紙に戻して検証・検討した結果」と説明した。
落選
2010年11月14日の福岡市長選挙で再選を目指し、国政与党である民主党・国民新党推薦、社民党支持で出馬したが、自由民主党と公明党が支援する元九州朝日放送アナウンサーの高島宗一郎に敗れ、落選した[2]。
2014年11月16日の福岡市長選挙にも立候補したが、現職の高島宗一郎に前回以上の差で敗れ、落選した。
出典
外部リンク
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官選 |
区長 |
- 郡利1878.11-1879.5.14
- 平山能忍1879.5.23-1880.4.12
- 小野新路1880.4.12-1884.4.1
- 山中立木1884.4.1-1889.4.1
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市長 | |
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公選 | |
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関連項目・人物 | |
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注釈
12008年3月で終刊。 2資本・友好関係のあるテレビ局・ラジオ局。 32007年から暫くの間、共催社として参加。 4過去に資本・友好関係のあったラジオ局。1993年設立(同年9月開局)、2008年6月閉局。
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