古賀 友子(こが ともこ、1978年10月19日 - )は、日本の元プロボクサーである。福岡県大牟田市出身。現役時代は博多協栄ボクシングジム所属。YuKOフィットネスボクシングジム前会長。
来歴
小学生の頃から、ボクシングの魅力に取り付かれ、杉森女子高等学校3年で近所の鳥居ボクシング&フィットネスジムで一日体験をして更にはまりこむようになる。
20歳の時、女子プロボクシングを知り、シュガーレイジムに移籍してプロを目指す。
2003年6月25日、プロデビュー。九州初の女子プロボクサーとなる。
2006年6月10日、JWBCバンタム級王座をツバサと争うが、敗れて王座戴冠ならず。
2008年、JBCの女子公認に伴い、博多協栄ジムへ移籍。第1回プロテストで合格し、同ジム初の女子選手となった。
2008年7月28日、博多協栄ジムの興行でJBCデビューも、天空ツバサに0-3判定負けでこの試合を最後に引退[1]。
その後、結婚・出産でボクシングから離れていたが、2012年9月29日、JR博多駅前にYuKOフィットネスボクシングジムを設立し、元女子プロボクサー初のジムオーナーとなる(鬼塚勝也が会長を務めたスパンキーK・セークリット・ボクシングホールからの名義譲渡)。関ジムから移籍したWBC女子ユース王者黒木優子を所属選手として迎え入れ、2014年に自らトレーナーも兼任し世界王座まで導いた。
YuKOフィットネスボクシングジム会長職を禅譲した後、現在は六本松フィットネスボクシングジムのパーソナルトレーナー。
戦績
- JBC公認前:12戦 4勝 2KO 4分 4敗
- JBC公認後:1戦 1敗
戦
|
日付
|
勝敗
|
時間
|
内容
|
対戦相手
|
国籍
|
備考
|
1 |
2003年6月25日 |
引分 |
2R 1:37 |
KO |
八尾基代(ソルジャーF) |
日本 |
プロデビュー戦
|
2 |
2003年9月21日 |
引分 |
4R |
判定1-1 |
渡邊真理香(F.I-TEN) |
日本 |
|
3 |
2003年11月30日 |
引分 |
4R |
判定0-1 |
藤本りえ(KAKINUMA) |
日本 |
|
4 |
2004年2月22日 |
引分 |
4R |
判定0-0 |
須賀寿江(加茂川) |
日本 |
|
5 |
2004年5月23日 |
敗北 |
4R |
判定0-3 |
藤本りえ(KAKINUMA) |
日本 |
|
6 |
2004年10月29日 |
敗北 |
6R |
KO |
柳明玉 |
北朝鮮 |
|
7 |
2005年6月12日 |
引分 |
4R |
判定1-1 |
ジェット・イズミ(クロスポイント) |
日本 |
|
8 |
2006年6月10日 |
敗北 |
8R |
判定0-3 |
ツバサ(山木) |
日本 |
JWBCバンタム級王座決定戦
|
9 |
2006年10月29日 |
勝利 |
3R 1:47 |
KO |
山田沙織(ヒーロー) |
日本 |
|
10 |
2007年2月12日 |
勝利 |
6R |
判定3-0 |
奈月(Battle Army) |
日本 |
|
11 |
2007年4月15日 |
敗北 |
6R |
判定0-3 |
ツナミ(山木) |
日本 |
|
12 |
2007年11月18日 |
勝利 |
4R |
判定3-0 |
玉木彩(フジワラ) |
日本 |
|
13 |
2008年7月28日 |
敗北 |
6R |
判定0-3 |
天空ツバサ(山木) |
日本 |
|
テンプレート
|
脚注
- ^ 博多協栄ボクシングジム. “お知らせ”. 2012年2月23日閲覧。
関連項目
外部リンク