双和村(そうわむら)は、愛知県八名郡にかつて存在した村。豊川左岸に所在した。
明治22年、町村制の愛知県での施行により、金沢村と賀茂村が発足する。昭和26年に2村の合併で双和村が発足したが、昭和の大合併でわずか4年後に宝飯郡一宮村(後の一宮町)と豊橋市に分割編入された。現在の豊川市金沢町、豊橋市賀茂町に該当する。
歴史
- 江戸時代、この地域は半原藩、吉田藩領であった。
- 明治初期に、御園村、養父村、賀茂村が発足。
- 1878年(明治11年)12月28日 - 御園村、養父村が合併し、金沢村となる。
- 1889年(明治22年)10月1日 - 町村制の施行により、金沢村・賀茂村が発足。
- 1951年(昭和26年)4月1日 - 賀茂村と金沢村が合併し、双和村となる。
- 1955年(昭和30年)4月1日 - 大字金沢が宝飯郡一宮村、大字賀茂が豊橋市に編入される。同日、双和村廃止。
学校
神社・仏閣
史跡
出身著名人
脚注
- ^ 昭和26年10月発行
- ^ 1950年10月1日時点では双和村は発足していないため、愛知県市町村要覧での人口のデータは、1950年の国勢調査での金沢村と賀茂村の合計と推測される。
- ^ a b 昭和27年7月発行
- ^ 1976年に旧・大和小学校と旧・金沢小学校が合併し、一宮南部小学校が旧・大和村の地域に開校した。
関連項目