原三国時代(げんさんごくじだい)は、朝鮮の歴史区分の一つ。紀元前108年に漢四郡が置かれ、百済・新羅が国家としての体裁を整える4世紀中頃までの朝鮮半島を差す。
三国時代の前段階という観点から、原三国時代とか、原三国期と呼ぶ[1]。この時代の特色は、陶質土器の製作開始である[1]。
楽浪郡から中国文化を受容し、三韓が国家としての体裁を整えていく過程の時代である[2]。
原三国時代と言う言葉が使われ出したのは、1972年頃からであり、それ以前は金海時代などと呼ばれていた[3]。
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