南部 外茂起(なんぶ ともき、1893年(明治26年)4月8日 - 1988年(昭和63年)10月18日)は、大日本帝国陸軍軍人。最終階級は陸軍少将。
経歴
1893年(明治26年)に南部頼精の次男として生まれ、叔父・南部辰丙陸軍中将の養子となった。陸軍士官学校第26期卒業。1938年(昭和13年)6月に第11軍高級副官に就任して日中戦争に出動し、1940年(昭和15年)3月9日に陸軍歩兵大佐に進級した。同年8月1日に歩兵第157連隊長(東部軍・第61独立歩兵団)に転じ、第61独立歩兵団を基幹に第61師団(第13軍)が編制されると、南京に駐屯し同地の守備に任じた。
1945年(昭和20年)2月20日に歩兵第55旅団長(第60師団)に就任し、6月10日に陸軍少将に進級。蘇州周辺の守備に任じて終戦を迎えた。
1947年(昭和22年)11月28日、公職追放仮指定を受けた[4]。
脚注
- ^ 総理庁官房監査課編『公職追放に関する覚書該当者名簿』日比谷政経会、1949年、「昭和二十二年十一月二十八日 仮指定者」106頁。
参考文献