南本町 (八尾市)

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南本町
矢作神社(南本町6-6-72)
矢作神社(南本町6-6-72)
南本町の位置(大阪府内)
南本町
南本町
南本町の位置
北緯34度37分4.51秒 東経135度36分23.67秒 / 北緯34.6179194度 東経135.6065750度 / 34.6179194; 135.6065750
日本の旗 日本
都道府県 大阪府
市町村 八尾市
面積
 • 合計 0.501 km2
人口
2020年(令和2年)3月31日現在)[1]
 • 合計 6,097人
 • 密度 12,000人/km2
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
581-0081[2]
市外局番 072(八尾MA[3]
ナンバープレート 大阪

南本町(みなみほんまち)は、大阪府八尾市の地名。現行行政地名は南本町一丁目から南本町九丁目。住居表示は実施済み[4]

現住所表記に変更される前は地域内で北から大字庄之内(1丁目辺り)、大字成法寺(2,3丁目辺り)、大字今井(4丁目辺り)、大字別宮(5,6丁目辺り)、大字八尾座(8,9丁目辺り)であり、旧集落の外では大字八尾も混在していた。

歴史

令制国一覧 > 畿内 > 河内国 > 若江郡 > 庄之内村成法寺村今井村別宮村八尾座村ほか

旧成法寺村および現在の松山町にある成法中学校の名の由来は、当地にかつてあったとされる寺院名であるが、その詳細はわかっていない。当地西側の光南町、清水町あたりに弥生・古墳時代から鎌倉時代にかけての遺物が発見された「成法寺遺跡」として発掘調査されている。幕末に伴林光平の『野山のなげき』に「河内国渋川郡八尾郷の成法寺は応永頃畠山義就が言仰せて・・(以下略)」とある。かつて西本願寺末の教恩寺が当地にあり、弘化2年から文久元年まで伴林光平が住職をしていた。寺跡(2丁目の児童公園)に光平の彰忠碑がある。

旧別宮村の名の由来は別宮八幡宮(矢作神社)。平安時代にはこの周辺は掃部別宮と呼ばれ、石清水八幡宮の別宮・荘園があった。延久4年の荘園整理の際は存続が認められている。

八尾座に南北朝時代の八尾城があったという説があるが遺構は発見されていない。

江戸時代初期の八尾村は寛永5年(1628年)に七か村に分離するがその時点では八尾座村は別宮村に含まれていた。正保郷帳の写しとされる河内国一国村高控帳石高は庄之内村320石、成法寺村604石、今井村391石、別宮村728石余(八尾座を含む)。八尾座村の別宮村からの分離は延宝検地以降とされる。江戸時代は一貫して幕府直轄領だった。明治以降の市町村制施行で八尾村の大字庄之内、成法寺、今井、別宮、八尾座となる。昭和35年の現住所表記施行時に南本町となる。

地理

旧八尾八か村のうちの5か村を起源とする町域で南北に細長い。南は関西本線沿線に達する。北側の府道沿いが商業地となっている以外は概ね住宅地である。

世帯数と人口

2020年(令和2年)3月31日現在(八尾市発表)の世帯数と人口は以下の通りである[1]

丁目 世帯数 人口
南本町一丁目 218世帯 453人
南本町二丁目 341世帯 729人
南本町三丁目 398世帯 641人
南本町四丁目 391世帯 810人
南本町五丁目 312世帯 685人
南本町六丁目 427世帯 848人
南本町七丁目 498世帯 996人
南本町八丁目 255世帯 432人
南本町九丁目 275世帯 503人
3,115世帯 6,097人

人口の変遷

国勢調査による人口の推移。

1995年(平成7年) 7,558人 [5]
2000年(平成12年) 7,427人 [6]
2005年(平成17年) 6,852人 [7]
2010年(平成22年) 6,532人 [8]
2015年(平成27年) 6,314人 [9]

世帯数の変遷

国勢調査による世帯数の推移。

1995年(平成7年) 2,661世帯 [5]
2000年(平成12年) 2,782世帯 [6]
2005年(平成17年) 2,713世帯 [7]
2010年(平成22年) 2,660世帯 [8]
2015年(平成27年) 2,660世帯 [9]

学区

市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる(2020年5月時点)[10]

丁目 小学校 中学校
南本町一丁目 全域 八尾市立八尾小学校 八尾市立成法中学校
南本町二丁目 全域 八尾市立高美小学校 八尾市立高美中学校
南本町三丁目 全域
南本町四丁目 全域
南本町五丁目 全域
南本町六丁目 全域 八尾市立高美南小学校
南本町七丁目 全域
南本町八丁目 全域
南本町九丁目 全域

事業所

2016年(平成28年)現在の経済センサス調査による事業所数と従業員数は以下の通りである[11]

丁目 事業所数 従業員数
南本町一丁目 22事業所 543人
南本町二丁目 20事業所 77人
南本町三丁目 14事業所 142人
南本町四丁目 20事業所 126人
南本町五丁目 12事業所 30人
南本町六丁目 29事業所 93人
南本町七丁目 29事業所 139人
南本町八丁目 19事業所 313人
南本町九丁目 11事業所 103人
176事業所 1,566人

施設

物部氏の一族である矢作連の祖神を祀る神社で、式内社。石清水八幡宮の掃部別宮。
  • 八尾南本町郵便局
  • 八尾市立障害者総合福祉センター

交通

主要道路

その他

日本郵便

脚注

  1. ^ a b c 町丁字別人口・世帯数(令和2年3月末日現在)”. 八尾市 (2020年4月9日). 2020年5月6日閲覧。
  2. ^ a b 南本町の郵便番号”. 日本郵便. 2019年8月15日閲覧。
  3. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2019年6月24日閲覧。
  4. ^ 住居表示の実施区域一覧”. 八尾市 (2014年5月19日). 2020年5月6日閲覧。
  5. ^ a b 平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年3月28日). 2019年8月16日閲覧。
  6. ^ a b 平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年5月30日). 2019年8月16日閲覧。
  7. ^ a b 平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年6月27日). 2019年8月16日閲覧。
  8. ^ a b 平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2012年1月20日). 2019年8月16日閲覧。
  9. ^ a b 平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年1月27日). 2019年8月16日閲覧。
  10. ^ 住所からの校区一覧”. 八尾市. 2020年5月6日閲覧。
  11. ^ 平成28年経済センサス-活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 都道府県別結果”. 総務省統計局 (2018年6月28日). 2019年10月23日閲覧。
  12. ^ 郵便番号簿 2019年度版” (PDF). 日本郵便. 2019年11月4日閲覧。

参考文献

関連項目

Strategi Solo vs Squad di Free Fire: Cara Menang Mudah!