「南の島のハメハメハ大王」(みなみのしまのハメハメハだいおう)は、伊藤アキラ作詞、森田公一作曲の童謡。別題は「ハメハメハ大王」。
概要
国王一家を始め、島民全体が「ハメハメハ」という名をもつ、不思議な南国の島の様子を歌った楽曲。NHKの『みんなのうた』や『おかあさんといっしょ』、キッズステーションの『けんたろうとミクのワイワイキッズ』などで放送された。
『みんなのうた』では、1976年4月 - 5月放送。歌はイラストレーターでタレントの水森亜土と、森田公一門下のグループであるトップギャラン。なお作詞の伊藤アキラと作曲の森田公一は、本曲が『みんなのうた』初登板となる。映像は「スタジオ・ノーヴァ」製作の人形劇で、国王一家は紐を使って表現している。
同時期に放送された「山口さんちのツトム君」と共に、『みんなのうた』での放送後大きな反響があった曲の一つである[1]。
本放送後、わずか2箇月後の1976年8月 - 9月に再放送、その後も何度か再放送されている。
発表当時、水森の歌は東芝EMI(現:ユニバーサルミュージック)から「山口さんちのツトム君」との両A面シングルとして発売された。
2022年8月 - 9月には、みんなのうた61年目の企画「名曲カバー」の第1弾としてSAKANAMONによる本曲のカバーが放送される。アニメーションはAC部が担当。みんなのうたでカバー曲が発表されるのは2002年に放送された平井堅の「大きな古時計」以来20年ぶりとなる。
カバー
収録アルバム
- NHKみんなのうた大全集 恋するニワトリ~おふろのうた(1985年)
脚注
- ^ 「NHK『みんなのうた』名曲、愛唱歌生み35年 母と子へ966のメロディー」『読売新聞』1996年3月27日付東京夕刊、9頁。
関連項目
- みんなのうた放送曲一覧
- ゴクロウサン - 本曲と同じ伊藤・森田・佐々木製作による『みんなのうた』楽曲。
- カメハメハ大王 - 本楽曲の「ハメハメハ大王」には「カメハメハ大王の友達」という設定がある。本楽曲のタイトルもしばしば「カメハメハ」と間違えられるが、正しくは「ハメハメハ」。リンク先を参照。
外部リンク