北千束駅(きたせんぞくえき)は、東京都大田区北千束二丁目にある、東急電鉄大井町線の駅である。駅番号はOM07。
駅所在地の大田区北千束に由来する。北千束の「千束」は隣接する目黒区の「洗足」と同義とされている。洗足・洗足池の項も参照。
「池月」の由来は、源頼朝が洗足池の畔で宿営していた際、池に映る月の如く美しかった1頭の野馬を発見し、自らの馬とした愛馬・池月伝説によるもの[2]。つまり、当駅が洗足池の最寄駅として開設されたことによる。「洗足公園」も同様の由来である。洗足池の最寄駅は池上線洗足池駅であるが、当駅開設当時の池上線は競合関係にあった池上電気鉄道の路線であった。
島式ホーム1面2線を有する地上駅。斜面に立地する駅であり、大岡山側が一部高架となっている。駅舎は高架となっている部分のホーム下にある。サービス係「専門社員」導入駅のため五反田駅より遠隔監視されている。
2023年度(令和5年度)の1日平均乗降人員は7,069人である[東急 1]。大井町線では最も乗降人員が少なく、東京都内にある東急電鉄の駅(世田谷線を除く)でも最少となっている。
近年の1日平均乗降・乗車人員の推移は以下の通り。
最寄りバス停留所は環七沿いにある東急バス「北千束二丁目」である。